雪標山岳会の名前の由来は「より雪深い、より高い山に登るために、得意のスキーを使って登・下山の時間を稼ぐ。そればかりではない。登山者のしるべ(標)となるベテランになろう」ということだ。(雪標60年史編纂コンテより)
2012年8月26日日曜日
剣・チンネ左稜線
【期間】2012年8月18日
【形態】岩登り
【山域】剣周辺
【ルート】チンネ左稜線
【メンバー】平石(記)、吉岡、目
八ツ峰主稜下半後に熊の岩で幕営。
テントの中でゴロゴロしながら明日のことを考える。
ハイ、特になにも考えずだだゴロゴロ。
といっても早寝早起き!健康パーティー。
そして3日目、疲労が蓄積真っ只中ですが計画通りにチンネ左稜線へ
そう、今回は誰もやめようと言う人がいなかったのです。
アプローチは長次郎谷右俣を詰め池の谷乗越。
上部で雪渓は途切れているけれど
八ツ峰側に登路があり、最後はまた雪渓に乗り移り池の谷乗越に到着。
池ノ谷ガリーへ降りる、相変わらずのガレガレなので皆で近寄って下降する。
三ノ窓へはそれほど苦労しないで到着。
陽あたり良好な三ノ窓は気持ちが良い。
熊の岩から1時間ちょっとでした。
登攀準備を済まして
雪渓を横断して左稜線取付きへ。
1P:吉岡さん
凹角を登る、サラサラっと。
2P:平石
簡単なパート15M
3P:目さん
ルーファイ頑張りましたね。
4P:平石
ピナクルまでのピッチほぼ歩き。
5P:吉岡さん
フェイス、フリークライミングって感じかなぁ。
6P:目さん
歩き、這松に支点を取る
7P:平石
フェイス、簡単。
8P:目さん
途中からランナウト、支点は取ってくださいな。
落ちないところだけれど。。
9P:平石
ここらへんからちょいと難しくなる。
荷物も重い。
10P:平石
核心の手前のピッチ
雷が鳴り始める。。勘弁して。
11P:目さん、後吉岡さん
目さん、トライするも敗退。
トレーニング、ガンバです。
怪しい雲が来ては消え~。来ては消え~の繰り返し。
雨は降られないが合羽を着てみた。
吉岡さんはスルスルと核心を越えてどんどん登って
ロープが足りなくなる、我々が移動してなんとか支点に届いた。
この後は
小刻みに平石、目さんでリッジを通過して終了点へ到着!
この頃には奇跡的に雷がどこかへ
そしてまた遠雷が聞こえる。
池ノ谷ガリーに降りるためには1回懸垂。
ここもガラガラなので岩落としまくり。。
池ノ谷乗越で恒例の完登の握手~。
そしてさっさと熊の岩へ。
順調に下りて、テントに近づき隣のテントをみると
見たことのある人が。それはYさんでした、世間は狭い。
チンネ左稜線に登るとのことで
情報交換などして我々は真砂沢へ下降。
膝にくる長次郎谷をひたすら降りて真砂沢に明るいうちに着。
あー早くビール飲みたい、小屋に行ってみると、
なんとビール売り切れ、次回入荷8/22。。と張り紙が。
かな~りがっかり、でも何気にマッコリが美味かった。
そして、下山日も晴れ。
体力を吸い取られながらハシゴ谷乗越。
到着直前ににわか雨に降られながら黒四ダム着。
全ての行程を無事終えたのでした。
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