2023年1月4日水曜日

霞沢岳西尾根

【期間】   2022年12月31日~2023年1月1日

【形態】   ピークハント(雪稜)

【山域】   北アルプス南部

【ルート】  霞沢岳西尾根

【メンバー】 平石(記)、津田


年越しで霞沢岳へ行ってきました。

近年はアイスが多かったですが今回は初日の出をお目当てに歩きにしました。


2022年12月31日(土)晴れ

大晦日の早朝に都内を出発し、松本ICを降りて街中を抜けると路肩には雪があり

今シーズンは雪が多い印象を受けました。

坂巻温泉に駐車して車道を歩き中の湯の手前で温泉施設の上で寝転がり暖をとっている

サルの集団の歓迎を受けました。

釜トンで計画書チェックを受け電子で申請済みの旨を伝える。

霞沢岳にはそこそこ入山あり。

釜トン、上高地トンネルを抜け太兵衛平でひと休憩。



同じコースの3名パーティの方と少し会話して出発。

100Mくらい進み左の尾根に登る顕著なトレースがあり、ありがたく使わせていただく。

尾根に上がるとトレースがバッチリなのでここでワカンをデポ。

ここからはひたすら登り、荷物がまぁまぁ重いのでWストックとしたが

木登りがあったりするので邪魔でしかなかった。。

津田さんは体調が良くなく、先に行ってくれとのことなので

テント設営一式は私が持って先行し好立地を確保すべくペースを上げて登る。

およそ3時間ほどで幕営予定付近に到着、すれ違ったパーティーが数組あったので

3人用テントが張れる整地済み物件があるはずときょろきょろしながら登る。

およそ2150M付近にそれはあり、ありがたく使わせていただきました。

テントを張り終えて迎えに行こうと少し降りたところで、津田さんが到着。

あとは水作り、宴会・夕飯とのんびり過ごし早めに就寝となりました。

夜は風がありましたが樹林帯の為テントを揺らすことはほぼ無かった。

坂巻温泉8:10→太兵衛平9:15→幕営地点12:00


2023年1月1日1(日)元日

4時起床、お雑煮や煮豆・数の子を食べて、準備をして予定より30分遅れで出発。

天気はガスっていて小雪交じり、時より晴れ間が見える。

相変わらずの登り一辺倒で樹林帯を抜けるそうなころに明るくなりストックをデポ。



しばらく雪稜を登ると岩稜帯が見えてくる、トラバースの後に岩稜となるが

20M程度で登りではロープは不要でした。

そこそこ強い風にさらされる状態なのでとにかく先を急ぐ。




途中で先行パーティとすれ違う、早い時間に出発した模様でした。



到着した山頂からの景色は真っ白で(視界は数百メートル)身体が冷えてきたので

数分で退散しました。岩稜帯では先ほどすれ違ったパーティの懸垂が終わるところでした。

我々も懸垂で降り、テントまでノンストップで下山。

手早くテントを撤収して下山。

取りつきも、釜トンも坂巻温泉も小雪がずっと降っている状態でした。

残念ながら初日の出は拝めず、景色も堪能できませんでしたが

この時期の北アはこんなもんと納得、

年始に山頂を久しぶりに踏めたので満足でした。

幕営地5:30→山頂7:40→9:00幕営地(撤収)→釜トン入口12:00→12:20坂巻温泉