2012年12月23日日曜日

八ヶ岳 南沢小滝

【期間】 2012年12月22日
【形態】 アイスクライミング
【山域】八ヶ岳
【ルート】南沢小滝
【メンバー】 大木場、吉岡(記)、牧野、柳澤夫妻、神谷

   阿弥陀岳北稜の予定でしたが、美濃戸口の八ヶ岳山荘で仮眠をして出発するときには、雨! 朝合流する予定の神谷さんは、八ヶ岳山荘に到着する前のアプローチで雪の為車がスタック、親切な地元の人に山荘まで送ってもらい 6:00頃到着する。電話をもらっていたが、ぐっすり寝ていたので気付かず悪いことをしてしてまった。

 美濃戸の駐車場に到着しても雨が降り続き、私はすっかりやる気を無くしていたが 大木場さんは傘を差し、行くことを主張する。1時間程うだうだしていたが、ここまで来たら登るだけ登ろうと自分を納得させ出発する。一本立てた時、大木場さんから南沢の小滝でアイスクライミングの経験をしてもらおうと提案があり、北稜に行ってもこの天気では耐寒訓練にもならないので変更を決定する。


 




 スクリューもなくバイルも大木場さんの1本だけなので、南沢小滝を捲いて上部からトップロープをセットする。大木場さんのレクチャーの後、バイルとピッケルを使い各自2回上り下りをする。滝はつらら上の氷を水がしたたる状態だったが、びしょびしょになりながら貴重な経験をしたと思う。神谷、柳澤高は力強く登っていた。


 美濃戸の駐車場に着いてスパッツをとると、ローバのプラブーツが両足とも割れていました。早く買わなくてはと思ってはいたのですが、今日まで来てしまいました。長い間お世話になりました。

2012年12月22日土曜日

山スキー:神奈山・白馬乗鞍岳

【期間】 2012年12月20日、21日
【形態】 山スキー
【山域】信越、北ア
【ルート】神奈山(妙高山域)、栂池→天狗原→白馬乗鞍岳
【メンバー】 野高(記)

野高さんから山行報告を頂きましたので転載致します。


2012年12月20日(木) 晴れのち雪 神奈山(妙高山域)

8時休暇村妙高発。林道の橋を渡って斜面に取り付く。
まだ下部は寡雪、東北東の尾根に乗るまでは時々木の枝をつかみながらのモンキーラッセル。
尾根に乗ると雪が多くなり、快適な登行。
関温泉スキー場から伸びる尾根と合流する1750のJPで行動打ち切り。
上部は尾根が細くトリッキーだが、すぐに広い斜面になり、快適な滑降。
15時帰着。

神奈山 頂上直下 登行
神奈山 上部滑降
神奈山 中間部ブナ林滑降

2012年12月21日(金) 晴れのり曇り 白馬乗鞍岳

8時半ゴンドラ始発乗車。
天狗原までのつもりだったが、天気が良く、思いのほか雪が安定していたので、白馬乗鞍岳を目指した。
ハクノリの取り付きでピットを掘り雪の安定度を確認し、大斜面を登る。
意外にクラスト部分が少なく、危な気無く頂上まで行けた。
スキー場まで快適な滑降が続いた。特に天狗原からの下りは雪質が良かった。
スキー場を滑り降り、13時過ぎに帰着。

ハクノリ斜面上部登行
ハクノリ斜面滑降
白馬乗鞍岳を見上げる(登行時)

2012年12月21日金曜日

八ヶ岳三ツ頭

【期間】 2012年12月20~21日
【形態】 縦走・ハイキング
【山域】八ヶ岳
【ルート】三ツ頭(権現岳の南)
【メンバー】恩田(記)

何ヶ月か前に山岳写真展を見に行き、一等賞になっている写真が八ヶ岳の三ツ頭から撮ったことを知り、一度ここから写真を撮ってみたいと思っていました。
三ツ頭は権現岳の南にある小ピークで、ここから赤岳、阿弥陀岳、権現岳の3ピークが見え、甲斐大泉駅か甲斐小泉駅から歩いて行くことができます。今回は後者から行きましたが、直下(大泉ルートと合流する手前)の斜面のラッセルがきつく、また、曇ってきて、三ツ頭まで行く意欲が減退したこともあり、辿り着けませんでした。基本的にルートの途中までほとんど雪がなかったのですが、下山時に会った地元の人の話によると、直下のわずかな部分だけ吹きだまりになるようです。
ルートの途中に「ヘリポート跡」という、富士山や甲斐駒などの展望がいい場所があり、これより少し上の風当たりの少ないところでツエルトを張り、夜明け前にここで写真を撮り下山しました。

 
 

2012年12月10日月曜日

埋まりつつ裏同心ルンゼ

【期間】 2012年12月09日
【形態】 アイスクライミング
【山域】長野
【ルート】八ヶ岳裏同心ルンゼ
【メンバー】 吉岡、平石(記)、武藤(記)

速報~。
平石は2週連続。
笹子トンネルの迂回は下りは20号、上りは河口湖経由が吉でした。
これは週末の状況によって変化すると思いますので
当日の交通情報を把握してください。

さて武藤君はアイスお初、平石のアックスを1組渡してトライ。
本人談は後日。


とりあえず、先週より寒いというか寒すぎ。。
雪降って。。

風が吹き~。マイナス20度くらい?

くらP(ジム仲間)、どんぐりP(もみの湯で遭遇)と知り合いにあった日でもありました。

耐寒トレーニング完了!
アイスのアップ完了!
さあ、がんがんいきますぜ。

裏同心はもうすぐ埋まりそうでしたので今年はお仕舞いかな。


-----

ということで平石さんの速報に続いて、続報、といいますか、武藤のメモを残しておきます。

-----

前日はいつもの明大前に集合し、崩落事故のあったトンネルを迂回しつつ、1時前に美濃戸口の仮眠所に到着。平石さんが前週、訪れた際は貸し切りだったということでのんびりあがっていくと、既に部屋いっぱに布団が、、、
静かに寝床を準備した後、1階に戻り、軽く、一杯飲んで、早々に就寝。

翌日は5時起床で6時出発。
すでに仮眠所には我々のみであったが、慌てずに朝食をとる。駐車場で着替えをすませ、平石さんからアイスアックスをお借りし、7時前に歩き始める。久々の雪道を踏みしめつつ、淡々と歩いて、9時前に赤岳鉱泉に到着。

徐々に雲が出てきて、雪がちらつきはじめる。風がないのが救いだったが、とにかく寒い!アイスキャンディ脇の小屋でハーネス、アイゼンを装着し、準備をすすめる。

小腹がすいて、シャーベット状になったおいなりさんを詰め込んで出発。
(胸元に入れておけばよかったものをザックの上蓋に入れていた為にかちこちに、、、)

鉱泉から30分かからず、裏同心ルンゼのとりつきに到着。

まずはF1。ここは緩やかな傾斜で平石さんがあがっていくのを見て、後につづく。はじめてのアックスを打ち込む。思っていたよりも柔らかく、気持ちよく刺さる。
(まだ氷が出来たばかりで柔らかいとのこと)
足下を見るよう心がけながらアイゼンを蹴り込んでいく。時折、上部から強い風が吹き込んでくる。
寒い!
が、楽しい。
でも、うまく体が動かず、もどかしい。
(自分が悪いのだが、、、)

ルートは盛況で3,4パーティ以上の登っている。F2、F3と夢中で登る。F3だったか、他パーティのご年配の方から「おまえ、ちゃんと足をみろー!」とお声がけ頂く、、、わかって(いるつもりで)はいるんですがー、、、と。

癒やしのナメである、F4を過ぎ、F5前で前のパーティが登っていくのを待って、しばし休憩。テルモスのコーヒーを飲んで、少し暖まったが吹き込む風を前に体温を奪われ、体が震える。

F5は若干、垂直で上部に抜けるのに少し苦労した。
登りはじめから体一つ分、左側にトラバースしてから左側に抜けようと思ったところでつまづく。応用のきかない自分、、、
なんとか抜けて、終了点へ。

早々に撤収を開始。
空は暗く、視界も悪い中、大同心稜に抜ける。
天気がよいとすごく気持ちのよい場所、、、とのことでしたが、展望ゼロで残念。
あとは淡々と鉱泉まで。
歩いていると体が暖まって、しばし、寒さからは解放されたが若干、バテ気味。それほど運動量はないのに、、、と思いつつ、日頃のトレーニング不足を反省する。(いつも、これの繰り返しだが、、、)

鉱泉に到着し、かちこちに凍った昼食をとり、アイスキャンディを登る方々を眺めつつ、平石さんからあれこれお聞きする。なにはともあれ、基礎体力とクライミング技術の向上が大事という当たり前すぎる結論を胸に下山。

帰りによった温泉では15分ちかく湯船につかっても芯から温まった感覚を得ることが出来ず、体が芯から冷え切っていたのだな、と感じた。この季節にしてはかなり寒い方、ということだったが、思えば、こういった厳冬期に近い山行は初めてだったかもしれず、期せずして、良い経験となった。
なにはともあれ、もっと、余裕をもって、楽しみたい。

申し訳ないと恐縮しつつ、ペーパードライバーの武藤は後部座席に陣取り、平石さん、吉岡さんに帰りの高速も運転して頂く。
今回も大変、お世話になりました。
また、よろしくお願い致します。



2012年12月8日土曜日

上高地散策

【期間】 2012年12月06~08日
【形態】 縦走・ハイキング
【山域】北ア
【ルート】上高地
【メンバー】恩田(記)

初冬の上高地に行ってきました。数日間滞在すれば、わずかでも好天に恵まれるかな、という根拠のない希望的観測で入山しましたが、見事に裏切られ連日の降雪でした。

先月までは多くの観光客で賑わっていた上高地はほとんど人気もなく、バージンスノーを踏みながら、歩き回ってきました。大正池のしゅんせつが始まっていて、頻繁にトラックが往復していました。いくらやってもきりがないと思うのですが。

おおむねくるぶしくらいの積雪で、道ばたの積雪計は40㎝くらいでした。山荘にあった温度計はマイナス5度を指していました。
冬、木々に付く霧氷の輝きが美しいという田代池は、時々強風が吹き荒れる中、木々には霧氷どころか雪さえ付いてませんでしたが、一応写真を撮りました。

天幕は、環境省の指示どおり、小梨平に張りました。風当たりが強いことを除けば、上高地の水源、清水川の水と冬期トイレが利用できるので、冬の幕場としては恵まれていると思います。

連日の降雪の中、夜の一時、満天の星空になったのですが、朝まで保つだろうとすぐに就寝してしまったところ、2時間ほどで元の荒天になってしまい、唯一の撮影チャンスを逃してしまいました。








2012年12月3日月曜日

八ヶ岳ジョーゴ沢


期間】 2012年12月02日
【形態】 アイスクライミング
【山域】長野
【ルート】  八ヶ岳ジョーゴ沢
【メンバー】 平石(記)、目

ひとまず速報。

裏同心は登れる情報を得てましたが。
ちょっと早いかと思いましたが
偵察がてらジョーゴ沢へ。

F1はいつものこの時期の様子と同等。
F2は結氷が甘い、薄い。


先行Pが登った後、いつもとおりのノープロでロープ引きながら。
いきなり岩をひっぱたき。。この先が思いやられる


F2
 目さんにあがってきてもらう。

F2からF3へ向かう道
F3が見えている。
右俣へのトレースはなし。

乙女の滝はガイドPが使用中。

で、ナイアガラの滝をチョイ見したら
TR2本掛かっているので、本流の2~3Mの滝で
トラバースやスクリューのセットトレ(写真下)。



やがてナイアガラの滝が空いたので1本登る。
日当たり良好!

と思っていたら20~30分で天気が急変
さっさと鉱泉に戻る。


そこでどんぐりの皆様と遭遇。
ジョーゴ沢にいた?えっ、ナイアガラの滝にいたのは。。
そーだったんですか。。

キャンディー前の小屋で片付けてる時に
やけに受信の多いSPmodeメールを見たら
笹子トンネルが崩落して通行止め。。

もみの湯で一風呂浴びて作戦会議。
またまたここでもどんぐりの皆様にお会いして~。

我々は総合的に判断して
「急がば回れ」
上信越~関越コースで帰りました。

4時間くらいで都内に戻ることができましたが
八ヶ岳が遠くなった一日でした。


目、続報です。

八ヶ岳に行ってきました
シーズン最初ということで、耐寒訓練を兼ねてジョーゴ沢で氷遊びです。
お天気は快晴。風もなく、それほど寒くなかったです。久々のアイゼン歩行はキツイ。冬合宿にむけて歩きトレの必要性を感じました。

前夜、明大前22:30集合で美濃戸バス停には1時すぎ頃?着。仮眠室貸切。寝酒飲んで就寝。
5:30起床、朝食を済ませ6時すぎ出発。赤岳山荘まで車で入れるのはたいへんありがたい。
鉱泉に9時前に到着。休憩後、登攀具付けてジョーゴ沢へ。F1から先は、初めてなのでどんな氷が現れるのかワクワク。

F1:正面が濡れてたので右端の階段状のところをあがる。
F2:先行パーティ通過待ち。すぐ横の小さい氷でアップ。平石さんは新品のアイゼン!私は今年も横ヅメ、アックス1本は平石からレンタル。
 氷正面は発達中?なので、右端からぬける。平石さんはロープ不要。私はロープをだしていただき、足元を確かめながら登る。
F3:ナメ滝。平石さんにスポットしていただき、上がる。

乙女の滝使用中のため、近場の小滝でトップロープ練習。ナイアガラの滝が空いたので移動し、TRを1本。スクリューの回収をしながら登ったが、2本目スクリュー回収で早くもパンプ、テンション。氷はリードもたいへんそうだが、セカンドも楽ではないようだ。平石さんの回収便が終わったところで、小雪まじりの強風が吹き始めたので、下山。F3、F1は後ろ向きでクライムダウン。F2は懸垂。鉱泉でどんぐりの皆さんに遭遇。総勢8名、1泊2日で氷をされたそうです。
今シーズンも横ヅメでいこうと思った一日でした。

2012年11月25日日曜日

甲府幕岩(2012close)


【期間】 2012年11月25日
【形態】 フリークライミング
【山域】山梨
【ルート】  甲府幕岩
【メンバー】 平石(記)、目、末松

速報です。
先週に続くお祭り、RP祭でした~。

目さん、ペンタゴンでアップ後(TR)
いきなり
「森の唄」 .510a MOS!
慎重に足位置を確認しながら上手く登ってました。

「わささび」5.10b もMRP!
「木の実がいっぱい」をTRでトップアウトできたので
次回はリード、そして5.11aへ~、来年の目標にしてほしいです。

平石
ペンタゴンでアップ後、
目さんの「森の唄」を見て、気合が入るも
「岳でキョン」5.11c は1便目は手順見直し、
2便目は指に穴が開いたので持ち方の修正(これが吉)
3便で全ブーム、自動化していたのでRPできました。
あぁ年越さないで良かったー。
自己ベスト更新!

森の唄
末松さん
ペンタゴン、森の唄、わささび、ナベちゃん、イエローマウンテン
いずれもTRですが、わささび以外はトップアウトでした
大分やってない期間が開いていたようですが、かなり頑張りました。
リードビレイもトレーニングしてもらいました、
落ちる人を止めるのを今度はジムでやりましょう。

ペンタンゴン

ということで RP祭でした~。

帰りの渋滞は素晴らしくて一部迂回して回避、
しかし、結局6時間かかって帰宅しました。。閉口。

甲府幕岩までの道は12/9(日)まで開いていますよ。

往路の中央高速から見た
八ヶ岳は雪をかぶってましたね~、来週は八ツかなぁ。




2012年11月23日金曜日

雪標祭2012 フェスティバル!


【期間】 2012年11月17日(土)
【形態】 宴会&ロープワーク
【山域】 奥多摩
【ルート】 氷川キャンプ場&三木戸
【メンバー】 堀口、大木場、吉岡、恩田、細川、
牧野、仲田、平石、目、柳澤夫妻、高橋、武藤、末松、神谷


毎年恒例のお祭りです。
プレゼントもらえます、くじ運が良い人は毎年良い物~。
いえいえ、良い物しかありませんからー。

ということで飲んで食べて歌って寝て。

翌日はロープワーク~。
毎年忘れないようにやっているのです。


2012年11月16日金曜日

天王岩(11/16編)

【期間】 2012年11月16日(金)
【形態】 フリークライミング
【山域】 奥多摩
【ルート】 天王岩
【メンバー】 吉岡、目(記)

休暇がとれたので、吉岡さんを誘って天王岩に行ってきました
平日の岩場はいいですね。どこでもハイどうぞ~って感じ。そういうわけにはいきませんけど。


ドロボーカササギ(レスト中)
【下の岩場】
・ちいせみ 5.8  目
・つゆしらず 5.9 吉岡、目
・ノーリー 5.10B/C 吉岡
・サンコーチョー 5.10a  目、吉岡 :目1便目、核心でヌンチャクがかけられず敗退。吉岡さんの登り方を見てから2便目。吉岡さんの的確なアドバイスで核心をぬけ、RP。

【上の岩場】
・クラックジョイ 5.9 吉岡、目:前回より余裕のないRPだった。
・鬼太郎音頭 5.10b/c 吉岡、目(TR):吉岡さんが簡単ゲに登っているので、やってみる。最初から厳しく、テン山で核心手前で敗退。
・ドロボーカササギ 5.11a 吉岡 ⇒ 拝見させていただきました。素晴らしい!余裕でRP。私のRPとは質が違います。

二人とも良い気分で岩場をあとにし、瀬音の湯で乾杯してから帰路につきました。
さて明日は雪標祭。楽しみ楽しみ・・・



2012年11月12日月曜日

古賀志山

【期間】 2012年11月10日
【形態】 フリークライミング
【山域】栃木県宇都宮市
【ルート】 古賀志山
【メンバー】 吉岡、目

2回目の古賀志山、朝の高速は順調で、麓の駐車場に8時頃到着する。前回は渋滞で到着が遅かったせいか岩場はクライマーであふれていたが、不動滝エリアには、まだ誰も来ていない。

前に来た時、すっきりした壁だと感じた所にある「競技会ルート」に、人が来る前に登りたいと思っていたので、さっそく取り付く。

【不動滝左フェース】
め、「競技会ルート」5.9OS
よ、「競技会直上」5.10aOS
め、よ、「粉屋の娘さん」5.9 意外と悪い。めは1回目リード敗退、2回目TR
め、よ、「ウルトラマン・フェース」5.9★
よ、「ハートブレイカー」5.10c★★OS
【不動滝右フェース】
よ、め「スペンサー」5.10cと思ってとりついたが、トポにはのってないルート。5.8ないと思われる
よ、「アルコハイマー5」5.10c OS
め、よ、「アルコハイマー3」5.10aテン山、悪いので上部は隣の「アルコハイマー2」5.9に逃げる
・・・・ここのグレードは辛い、5.9で登れなかったことは最近なかったが、前日の河又に続き最悪の状態、意気消沈して

【マラ岩】
め、「ワイワイ」 5.9 ワンテン
よ、「ジョーカークラック」5.10c★★テン山
  はじめ隣のジョーカーフェイスを5.10aとすっかり思い込んで(本当は5.11a)取り付いたのが、悪い悪いなんでこんな悪い10aがあるのか?やっぱりここのグレードは辛すぎる・・とクラックに移って何とか終了して戻り、めさんと確認しているとき間違いに気付く。
め、よ、「マラ岩クラック」5.9★ここもワンテン入ってしまった。めは、クラック手前で敗退。

薄暗くなる頃、撤収、せっかく用意してきたカップ麺やコーヒーを作ることもなく、打ちひしがれて帰ってきました。

2012年11月11日日曜日

河又の岩場

【期間】 2012年11月9日
【形態】 フリークライミング
【山域】奥多摩
【ルート】 河又の岩場
【メンバー】 吉岡、他1名

再び、山ノ神に頼んで平日山行、とはいっても毎日が日曜日の生活をしているので違うかな?天気と山ノ神のご機嫌を伺いながらのクライミングです。

朝の仕事が終わってから車で出勤、アクセス問題が取りざたされているのでしっかり調べて、弁天河原の駐車場に駐車する。お昼頃コウモリ岩に到着、1パーティー3名が登っていました。お湯を沸かしカップ麺を食べてスタートする。

先週の調子が良かったので、5.11入門の「大五郎5.11a」のRPを目標にする。

初めに 「いきのいい奴5.10a★」でアップ、
続いて 「ミヤザキミドリ5.10a★★」
10aからいきなり11aはちょっと自信がなかったので、

となりの 「大将5.10c★★」を登ってから と取り付く。
ここではまってしまった。一段登ってからのトラバースがどうしても出来ず、何回となくテンションをかけながら探る。やっとクリアしたが、バンドに立ち上がり上のコルネを取った所で力が尽き、5回くらいトライしたがRP出来ず時間切れとなってしまった。
スタンスが滑りそうで決まらず、手に頼ってしまうのでパンプしてしまう。もう一つは、ピンチ持ちが苦手、コルネをつかむ登り方が出来ないこと。鍛えないと!!
 
 
 

2012年11月5日月曜日

甲府幕岩(2012シーズン)


【期間】 2012年11月4日
【形態】 フリークライミング
【山域】山梨
【ルート】  甲府幕岩
【メンバー】 吉岡、牧野、平石(記)、目

ひとまず速報です!!。

-------------------
二日目です。
あ、11/3天王岩の平石と目さん。

順調に集合して順調に甲府幕岩の駐車エリアへ
満車寸前でした。。アブナイ。
-------------------


「くら」パーティーもいらっしゃいました。

我々は「メルヘンランド」へ荷物を置いて
「豊穣の森」でアップ。

・動物がいっぱい5.10b
吉岡さん直上っぽいライン取りでRP。
登りにくい10b、
牧野さんTRで登るも×
目さんがTR中に

・木の実がいっぱい5.10c
平石MOS。
「動物がいっぱい」より登りやすいと思います。
単純にホールドが小さいだけかな。
吉岡さんもリード。
牧野さん、目さんはTRで途中敗退。

・ダーティークライマーズ5.11b(5.11c?)
吉岡さん、被りエリアで一旦降りる。
平石もちょっとチャレンジ。降りる。
吉岡さん再トライ。トップアウト。
平石は持久力不足を痛感。

でもゆっくり休憩して
宿題だった

・キルト5.11b/c
をMRPしておきました。(でだし10便でしたが)自己ベスト更新!!
でも出だしのボルダームーブが納得いかない。。
刻んで登ったけど、以前はドーン、ドンとデッドでバシッと。
重くなったのかな?指皮もってかれた。手が真赤。

・岳でキョン5.11c
これですが、キョンしなくても何とかなっちゃう。
次回はこれをサクッと終わらせたいかなぁと。
多分1~2便で完了できるルート。

・イエローマウンテン
牧野さん、目さんそれぞれRPです。
相変わらず良いルートです。


目さんが
森の唄、5.10aを次回MOSする宣言してお開き。


後もう1回行きたいなぁ。行けるかなぁ。




2012年11月3日土曜日

天王岩(11/3編)


【期間】 2012年11月3日
【形態】 フリークライミング
【山域】奥多摩
【ルート】  天王岩
【メンバー】 平石(記)、目


当会としては珍しく
2日連ちゃんフリークライミングの第一日目、
吉岡さんが、「どろぼうカササギ」をRPと、
ここのところ良い印象のある天王岩を選択。

甲府幕岩も考えましたが、
初日は軽~く、移動も読めるので
天王岩にしました、で、8時20分のバス。

連休なので電車も混んでます。
バスも増便しているルートあったりと
賑やかな朝の武蔵五日市。

天王岩へ行く人も10人くらい。

アップは下の岩場。
平石、目さん、ともに適当にアップする
・小便小僧(目)
・春雷(平石、目TR)

ずーっと前に登った
・サンコウチョウ」5.10a
をRPして目さんにTRで登ってもらう惜しくもワンテン入りました。
RPも時間の問題でしょう。

おっと、どんぐりのお二人がトレーニングしてましたね。
目さんのお知り合いでした。

さて、若い人のノリージョイ5.11bトライを少しみて
ヤル気が↑。

上の岩場へ移動。

さて、私はいつもやらない傾斜を選択し、
できるかできないかわからないグレード。
・エスパー5.12a/b
を衝動買い、いや2便出してトップアウトできず。。買えてないし。
出だし130度。。

で、その間に
目さんは
・クラックジョイ5.9
を2便目でマスターRPでした
お見事!、安定した登りでしたね。
と成果を上げている人もいました。

私は結局、回収便で隣にある
・ニルバーナ5.11b
ですが、テン山でトップアウト。。
ムーブは解決したけど、出だしの傾斜で吸い取られるので、
核心でチカラが入らないのね。課題だぁ。。

色々と学びました。

ていうことで15時に終了。

そういえば、岩場から十里木まで帰りに歩いたのですが20分ちょっと。
ここまでくればバスが多いので、帰りは心配ないですね。

さて、明日は。甲府幕岩。

2012年10月31日水曜日

天王岩


【期間】 2012年10月31日
【形態】 フリークライミング
【山域】奥多摩
【ルート】  天王岩
【メンバー】 吉岡(記)

山ノ神に頼んで、宿題を片付けに天王岩に行って来ました。

いつもの通り、クラックジョイと勉太郎音頭でアップののち目的のどろぼうカササギに取り付く。
核心部で恐怖感がありテンションを入れてしまう。

しばらく休んで、2回目、その前にガイドさんが登っているのをしっかり見て、挑戦。今まで使ったことのない右手のホールドを使うと苦しいが何とかガバを取る事が出来、レッドポイントできた。

その後もう一度マスターで再トライする。核心部は練習したムーブで通過、最後の所で少し危ない状況になったが、クリアできた。

振り返ってみれば、最初にトライしてから、もう10年になろうとしている筈だ。今月の再挑戦から5便目でやっと登れたことになる。長かった。うれしさひとしお、続けて頑張るどぉ~。



2012年10月28日日曜日

古賀志山

【期間】 2012年10月27日
【形態】 フリークライミング
【山域】 栃木県宇都宮市
【ルート】  古賀志山
【メンバー】 吉岡(記)、隅田、牧野、目、柳沢(高)、柳沢(悦)、武藤、神谷
 


 先週のつづら岩で不完全燃焼だったメンバーが、宇都宮市古賀志町にある古賀志山に行って来ました。

 牧野さんの新車(トヨタ・アクア)を出してもらい、明大前6時集合、出発、清瀬組と蓮田SAで合流する。東北道は、事故渋滞?かノロノロ運転が続き到着時間が心配になる。日光方面の紅葉狩り観光の人が多いと思われる。

 古賀志山の麓にある小スペースの駐車場はすでに車が停まっていて最上部の駐車スペースからのアプローチとなる。林道をしばらく下り、杉林の中を登って不動滝エリアに入る。

登った課題、以下名称、グレードは「関東周辺の岩場」1999年版による

「不動滝左フェース」 
 一般ルート Ⅳ+★★にトップロープをセットする。
 粉屋の婿さんルート 5.8 目 OS、 
 一般ルート Ⅳ+★★ クラック沿いの凹角ルート 
 一般ルート Ⅲ+★★ 隅田、柳澤高、柳澤悦、牧野もリードする

「不動滝右フェース」
 新人クラック Ⅴ- ★★ 目(核心越えた所まで、次の人に譲る)、牧野(終了点手前まで)
                 隅田 TRをセット
 凹状フェースルート Ⅴ★ 目リード テンションは入ったが、トップアウトする。
             丁度ハイカーさんが見物しており 完登に対して盛大な拍手が送られる
 ドライアイスセンセーション Ⅴ+★★★ 吉岡登った後、目が終了点手前まで

 今回は、先週に続き新人を含め参加者が多かったので、新人には多くの課題を経験してもらい、経験者にはリードクライミングを経験することを目標にした。
 新人は、5.8クラスは何とかトップアウトできたが、5.9になると難しいようだ。みんなだいぶ悔しがっていたので、雪orアイスがスタートするまでは岩場通いが続くかな?
 経験者には、レッドポイントのグレードを上げるよう今後に期待したい。

岩場は、アルパイン向きのルートがあり参加者には手頃なゲレンデだった。薄暗くなる16:30頃撤収した。

2012年10月21日日曜日

つづら岩

【期間】 2012年10月21日
【形態】 フリークライミング
【山域】 東京都奥多摩
【ルート】  つづら岩
【メンバー】 吉岡、大木場、隅田、恩田、牧野、平石、目、柳沢(高)、柳沢(悦)、高橋、武藤、神谷

つづら岩、何気に平石はお初です。
貸切と思いきや、今年1月の南沢大滝でお会いした
カルパッチョのお二人と再会できました。
スイスイ、マルチを楽しんでいらっしゃいましたね。
相変わらず精力的に活動されているようで、こちらも頑張ろうと思った次第です。

今回は登山靴(ブーツ)で岩登り(3点支持)という目的。
さて、成果としては皆さんそれぞれ課題を持ち帰ったはずです。
経験の浅い新人、2年目辺りの人は良い刺激を受けたと思います。
各人にて復習を期待してやみません。

うんじゅう年ぶりの外岩

とりあえず自分のことは棚上げして(平石)
岩登りのミスは致命的ですよねー。
今回も中小のアブナイ場面がありましたよね?えっ、気づいてない?あっ。
3年目前後の人はどれだけ気づいてましたー?
なんとなくアブナイ場面は感じていただけたでしょうか。
是非是非、感想をお願いいたします~。

回収の回収便の巻



2012年10月14日日曜日

天王岩(涅槃岩)

【期間】 2012年10月14日
【形態】 フリークライミング
【山域】 東京都奥多摩
【ルート】  天王岩
【メンバー】 吉岡、他1名

 先週の有笠山での調子が良かったので、天王岩のかねてから狙っていた
どろぼうかささぎ 5.11a を目標に行って来た。久し振りに山ノ神に頼んでのクライミング。

結果は、敗退 宿題になってしまった。

電車とバスを使って岩場に9:00到着。まずはコーヒーを沸かしてリラックスする。アップは「クラックジョイ5.9」続いて「勉太郎音頭5.10c」と順調に登る。
この頃ガイドさんパーティーがどっと現れる。

3本目に目的の「どろぼうカササギ」に取り付く。前半は易しい、中間部で充分レストして核心に突入、あっさり撃退。何とかトップアウトはする。

次に若い人が登っていた「八月革命5.11b」に取り付いてみる。途中2テンしたが、トップアウトできた。前々回の柴崎ロックあたりから5.11台が何とか射程範囲に入ってきたことを感じている。

再び2回目の「どろぼうかささぎ」 1本目は、左から核心に入って行ったが、今回は右側から入って核心部を登る。1テンで核心をクリアできた。

昼飯を食べ3回目を狙っていたが登っているので、「八月革命」を再トライするが、スタミナ切れで途中で敗退する。

2回目のトライで次は行ける!と確信し、最後のトライの為休憩をいれ、3回目の挑戦、しかし核心で5m程のフォール。ここで本日の挑戦は終了した。

2012年10月8日月曜日

柴崎ロック(貸切)

【期間】 2012年10月08日
【形態】 フリークライミング
【山域】 埼玉県秩父
【ルート】  柴崎ロック
【メンバー】 吉岡、平石(記)

最近、当会では紅葉狩りというこの時期しかできない
登山スタイルが流行っているらしく(当たり前といえば当たり前)

更に、ロープを使う機会があまりなくなっているようなので
おもいっきりロープを使おうと吉岡さんを早朝からお誘いし
フリークライミングをしまくってきました。

(この超嫌味たっぷりな言い回しが気に入らない人は
明日から3年間週2回以上クライミングジムへ通ってみてください。
紅葉狩りよりもそこにある課題のほうが魅力を感じますよ!、えっホントに?)

あっ、ちなみに今日のロープは平石の私物でしたが。。

諸々メジャーなところは混んでいるだろうということで近場の石灰岩をセレクト。
が、土曜から日曜の昼間で降雨があったので染み出しが心配でしたが
各方面の情報から総合的に判断すると大丈夫だろうという、
またまた根拠のない理由を以って決行したのです。

車のアプローチ、失敗。。
オンサイト無理ですね。。
が、Uターンして「超鋭角に曲がる」を発見。

マッターホルン状岩、小さいけどうなずける。

駐車スペースは申し分ないです。

権現堂と同じく下ってアプローチ。

さて、気になる壁の状態は、乾いていました。

さてさて、アップは
「エントツ」5.9、各人リードで。
「ウォーミングフック」5.10a、各人リードで。

で、先に吉岡さんの成果を

「スーパークリップ」5.10c、吉岡さんマスターOS。
スローパーの処理が大変そうでしたが
カチホールドを見つけて上部へスルスルっと。

そして、11aへ
「まる得うるしぎ」11aは1便目は1テンでした、
降りてくる時にヌンチャク回収して、また後でやろうと。??
マスターRP狙いですか~。

で2便目はマスターでRPしたのです、素晴らしい!
中間部で手順をやりなおしましたが
後は問題なく終了点へ。

更に出だしが??な「試して合点」10d
惜しくも下部でテンション入りました~。
下部核心ですね~正対だと厳しいですね。
と成果を出している吉岡さんに対して私は。。

平石は個人的に「初段or5.12aワンデイ計画」(ちなみにどちらも出来てない)を
進行中ですが、この岩場は12aがないので

「おちこぼれ」11dを選択、
ルート名から何やら先行きを暗示しているような。。
人工壁クライマーには厳しいとガイドbookに
はい、人工壁ボルダラーですよ、私はハイハイ。

3便で登ってやるぞと意気込みましたが
結果は6便だして×。

悔やむべくは5便目のハング越え手前での右足滑りんこちゃんでした。。
あれがなければ~。自己ベストならず。。
負け犬の遠吠えはやめときます。

収穫はありました、
・同じルートに6便出せた!
(全ムーブの図、書けます、身長175cm用)
・レストポイントを見つければなんとかなる!
・後は持久力を鍛えれば楽勝!(ってそこを鍛えろや~)

次回はマスターRPしてやります。

吉岡さん、長いこと上を見上げて首が痛くなったことと思います。
ありがとうございました。
また懲りずにお付き合いくださいませ。あと6年くらい。

あ、他の皆様も、遠慮なく~。

しかし、このクライミングのほにゃられワンデイは
自分に緊張感を与えて刺激になりますね。

黄蓮谷左俣ワンデイとか。


2012年10月7日日曜日

谷川、国境稜線

【期間】2012年10月15~16日
【形態】トレッキング
【山域】谷川岳
【ルート】元橋~平標山の家~平標~土合~天神尾根~ロープウエイ~土合
【メンバー】恩田(記)

 10日ほど前に、紅葉狩りに谷川に行ったところ、稜線上は見頃になっていましたが、ガスっていて、残念な結果に終わりました。今年は紅葉の当たり年なので、諦めきれず再度谷川に行きました。

平標

エビス大黒の頭

万太郎山

10月15日(月)
 今回の谷川訪問は、平標から東走し、谷川から土合に下ることに。今日は平標山の家に宿泊し、荷を小屋において、平標のピークを往復。天気は濃霧。食事と飲酒を終え、外に出ると、満天の星空。カメラに収める。

元橋(平標登山口) 12:30 - 平標山の家 14:50  - 平標 15:35 16:35 - 平標山の家 17:30(泊)

10月16日(火) 
 暗い内に小屋を出発し、日の出前に平標に到着。仙ノ倉の方から日が差してくる。仙ノ倉への広い稜線で目の前を雲海が横切るすばらしい光景に遭遇し圧倒される。
 正面からの太陽光ははまぶしいが、北面に雲海が広がる国境稜線は逆光に輝き美しい。
 仙ノ倉の下りでは、エビス大黒手前のコルを雲海が横切る場面に遭遇、又々圧倒される。が、スローシャッターでの撮影を失念する(三脚を持ってきたのに!)。
 残念ながら稜線付近の紅葉は終わっているが、好天に恵まれ、美しい笹原の稜線を歩くのは本当に最高の気分で、北西の強風(やや強風)もそれほど気にならない。寒さを感じるが汗をかかずに歩けるのはこの季節ならでは。強風のため、霞がなく遠望がきく。
 毛渡乗越を過ぎた頃、今日はじめて人に会う。このころから風は止み、暑さが出てくる。やがて、肩の小屋が見え、秋晴れのトレッキングは終了となる。土合に15時30分38秒着。15時31分の水上行きに乗ることができた。

平標山の家 04:55 - 平標 05:40 06:15- 仙ノ倉山 06:55 - 万太郎山 10:10 - 肩の小屋 13:50 - 天神平 15:00
 

2012年10月6日土曜日

白峰三山






【期間】 2012年10/04〜10/06
【形態】縦走
【山域】 南アルプス
【ルート】白峰三山
【メンバー】隅田一明 単独





白根三山の縦走コースはあまりにも有名! 一度は歩かなければ! 
という事で荷物を用意して、天気の様子を見つつ、待機していたら、目さんから突然の「槍―穂高縦走計画」しかも「今日から行ってきます」 とのメール。
むむっ! 負けてなるものかと翌朝、特急アズサで甲府に向かい、朝9時のバスで広河原に入り、白根御池小屋に天幕を張った。

翌日は二股から、「目さんがアスレチックジムみたいで楽しい」、と言っていた八本歯を越えて北岳山荘へ、そして間ノ岳を越えて農取山荘に着いたのが 1時半。 さてここで悩む!
明日 農鳥岳を越えて奈良田までの下り 3050m から 850m までの地獄の下り。今日中に大門沢小屋まで降りるか? 時間的にはヘッデン残業になるであろう。 という事で悩んでいる内に時間が経ち、諦める。

小屋のおじさんに「もう今日は大門沢小屋まで届かないだろうから、ここで天幕張ります」なんて軽い調子で言ったら、「馬鹿もん、こんな時間に出て行ける訳ねーだろう! まったく何考えてるんだ!」 って怒られた。
ネットでも農鳥小屋の伯父さんは変人と書かれています。

翌朝は3時半起床で テントを畳んで5時、東の空が明るくなってきた頃からヘッドランプで行動開始!  農鳥岳を越えて2200mの下り。
「長いのだから無理しない」と自分に言い聞かせながら、ゆっくりと下山。
13時には奈良田に着いて、温泉に入ってから帰宅した。

おまけの話
甲府の駅は厳戒態勢 何かと思ったら天皇陛下が来るとか?

電車で東京に向かう間,沿線には日の丸の旗を持った人達が、僕の無事生還を祝って旗を振ってくれていた。 皆の者 ご苦労であった。

バットレス四尾根
有名な懸垂場所





2012年10月5日金曜日

秋色の谷川

【期間】2012年10月4日
【形態】紅葉狩り
【山域】谷川岳
【ルート】土合~西黒尾根~オジカ沢の頭~天神尾根~ロープウエイ~土合
【メンバー】恩田(記)

Yさん達の湯桧曽・大倉沢の記録を見て、谷川方面の草紅葉が見頃になっているのでは思い、天気を確認しつつ、急遽でかけることにしました。かねがね、かつて見た谷川のすばらしい草紅葉をカメラに収めたいと思っておりました。

 
 
天神尾根から



















10月4日(木)
ネットの情報では、谷川の紅葉は1800m付近が見頃になっていて、かつ、天気も良さそうなので、前日になって急遽山行を計画。
尾根上で日の出を迎えたいと思い、早朝4時に指導センターを出発。実は3時出発で目覚ましをかけたが、時間の設定を間違えて1時間遅れ。

天気は、雲の間から月や星が見え、天気は予定どおりかなと思ったが、樹林を抜けても雲は抜けない。一時、日がさしたが稜線の方はガスっている。尾根の両脇には紅や黄色がちらほら。肩の広場に着く頃には、時々小雨も降ってきた。
天気は引き続き小雨が降ったり止んだりでガスで全く視界はきかない。時間的には充分だが、平標まで行くのは諦め小屋中で待機。

しばらくしてから、行けるところまでと平標方面へ歩き始める。ガスで何も見えないと思っていたが、登山道の両脇には、緑の草原の中に灌木が紅や黄で染まりコントラストが美しい。この景観は、歩いても歩いても途切れない。7月に行った飯豊のお花畑を思い出す。ガスの中で遠望はきかないが、どこまでも紅黄が広がっているのがわかる。霧が晴れていれば、もっともっとすばらしいのではないかと思うと、この悪天が残念でならない。
6月からの山行は好天5連勝だったが、6戦目で、はかなく黒星と相成った。

国境稜線の草原に、紅黄が加わり、雲海でもあれば、それこそ雲上の楽園になるのではないか。が、今日は、雲海(でなく霧?)が草原を覆い隠している。
草は黄金色になっているものの、視界のきかない状況では、残念ながらただの枯れ草にしか見えない。
オジカの頭で、しばらく待ったが霧は一瞬でも晴れない。時間を見て引き返し、天神尾根から下る。相変わらず、天神は客が多い。おっかなびっくりで下っていく客が多い中、下りの遅い私でも、彼らを抜いていく。高度を落とすと、霧は晴れて、こちらの両脇にもすばらしい紅黄が広がっている。ただ、いくら鮮やかな紅黄をみても、高度が落ちると何となくありがたみが薄れる。

ロープウエイで土合に下り、駅に行くと、自分と同世代らしき登山者が数人待っている。が、皆、地下駅の486段の階段のことをはじめて知る様子。かつて、夜行列車で着いた登山客が群れをなして階段を上った様子は、本当に過去のものとなってしまったのかと感じる。
(もっとも今日は平日、休日はそれなりに人がいるのか………)

土合(指導センター)04:00 - 肩の小屋 07:50 10:10- オジカ沢の頭 12:30 13:10 - 天神平 16:10



2012年9月30日日曜日

湯檜曽川・大倉沢

【期間】2012年9月29日
【形態】沢登り
【山域】谷川連峰
【ルート】湯檜曽川 大倉沢
【メンバー】吉岡(記)、柳澤(高)
 湯檜曽川本谷を一泊で予定していたが、台風の影響で2日目の天候が不安だった為、日帰りの沢という事で 大倉沢に変更した。滝の数が多く、登り方もいろいろ工夫しないと登れないので楽しい沢登りとなった。ただ滝が多すぎて日帰りとしては、かなり時間がかかってしまい下山の白毛門山からはヘッドランプでの行動となってしまった。

魚止めの滝
白樺沢上流の滝
左側を胸まで浸かって取り付く
うなぎ淵の通過、前回は泳いだところだったが、胸までで通過できた。吉岡は、左岸をぬれずに通過

十字峡、大倉沢出合を望む
出合には最近転落したと思われる鹿の死体があった
40m大滝:左岸から登り、上部は水流に近ずいて登る
ナメ滝 3段12m
二俣 2段15m

3mCS滝 泳いで滝の水流を登る予定だったが、ホールドがつるつるで失敗、
吉岡は、濡れるのがいやで左岸を直上してハーケンを打ち、怖いトラバースをして通過する。

きれいなスラブの滝が続く
上流部に入っても釜を持った登り辛い滝がドンドン現れる
奥の二股から源流部になり 見上げるともう少ししたら紅葉が始まりそうな気配だ
左側のコルを目指してなるべく草原を選びながら登るが、最後は笹と石楠花と灌木の中を30分ヤブコギ
16:10頃 やっとヤブコギから解放される
その後は 辛い下山が待っていた。白毛門からヘッドランプでの行動になり、20:30頃東倉沢出合の駐車場に到着する。疲れすぎたので駐車場でテントを張り、翌朝帰京した。

2012年9月20日木曜日

八ヶ岳 のんびり縦走


【期間】2012年9月14〜15日
【形態】トレッキング
【山域】八ヶ岳
【ルート】観音平〜編笠山〜権現岳〜キレット小屋〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜美濃戸
【メンバー】武藤(記)

転職活動などの都合で夏休みなしだった今夏。
一段落ついた事もあり、せめて、夏山の残り香でも…と連休前に1日有給をとり、急遽、予定を決めて、八ヶ岳に行ってきました。


前夜泊としたく、13日は仕事終わりであずさにて小淵沢まで移動。道の駅まで移動しようと思っていたものの改札横にお手頃なベンチがあった為、駅員さんに確認のうえ、マットをひいて就寝。


9月14日(金)

5時過ぎに起床し、タクシーで観音平に移動。コンビニに寄り購入した朝食をのんびりと食べ、出発は6時半。

連休前の平日とあって、すれ違う人も少ない。天候もよく、編笠山、権現岳と景観を楽しみながら淡々と歩いていくが11時半頃よりガスが出始める。昼過ぎにキレット小屋に着いた頃には赤岳方面はガスの中。時間には少し余裕があったものの、この日の行動は終了とし、テン泊の手続き。小屋にもテン場にもスタッフ以外は見当たらず、風の少なそうな奥まった平地を確保して、ひとまず、お茶を一杯。テン場から少し下った場所にある水場は枯れていた為、ペットボトルに貯めた天水を頂き、煮沸して利用する。

一息ついた後は前室部分を開けたまま、読書&昼寝。目が覚めて、外へ出てみると、自分以外のテン泊者はなし。明るいうちにアルファ米などで簡単に夕食を済ませ、再び、眠たくなるまで読書。19時を過ぎたあたりから雨が降り出し、テントの外は月明かりもなく真っ暗。雨音以外は無音で暗闇。もし、遭難して、こういった環境で夜を過ごすことになったら、神経をすり減らすだろうなーなどと考えつつ、持っていった小説がとても面白く、最後まで読み切ってしまう。
22時過ぎに就寝。


9月15日(土)

翌朝はあまりにも静かな環境に気持ちよく眠ってしまい、6時起床。4時に起きたものの2度寝してしまった…前夜の雨もあがり、この日も朝から快晴で気持ちがよい。カップヌードルとパンで手早く朝食をすませ、出発。

赤岳までの登りは登山者からの落石注意との事だったが、ほぼ人とすれ違う事もなく、頂上に到着。山頂は既に人だかりが出来ていたこともあり、数分でスルーして、横岳へ。夏の濃い青空と緑の稜線のコントラストが美しく、夏山に間に合ったなー、とひとり満足。硫黄岳山頂まですすんだ所で歩いてきた稜線を眺めながら大休止。横岳〜赤岳展望荘あたりはガスもなく、よい眺め。

体が冷えてきたところで出発し、残りは美濃戸のバス亭まで淡々と。退屈な下りも久しぶりに沢の音を聞きながらのんびりと歩く事ができたので気持ちが良かった。美濃戸口で冷水につかった林檎(100円)を購入。小ぶりながら、とても美味しく、夏を満喫。

帰りのあずさは読む本もなくなってしまったので、音楽を聴きながらビールを。
久しぶりとはいえ、今回は我が儘で優雅な山行となりました…

2012年9月17日月曜日

北鎌尾根山行報告


槍ヶ岳(北鎌尾根)山行報告

 

2024914日(木)~916日(日)
メンバー 柳澤高志(記) 単独
天候 曇りのち晴れ
目的 ピークハント
タイム 9/13夜発沢渡駐車場

 14日 沢渡発(タクシー)430 カッパ橋発 520 徳沢 640 横尾 755
ババ平 948 水俣乗越 1135 北鎌沢出合 1515  北鎌のコル1714 

 15日 北鎌のコル530 独標 800  北鎌平1115 槍ヶ岳頂上着 1230
肩の小屋 1255 槍沢ロッジ 1430 

 16日 槍沢ロッジ 630 上高地 1000 沢渡駐車場 1100 関越経由
自宅着 1440
 

 昨年は脊柱環狭窄症と診断され4ヶ月、今年はアキレス腱損傷で2ヶ月余りほと
んどイスに座ったままの生活で体力が極端に低下してしまった。そんな中、昨年の夏
合宿は北鎌尾根が計画されたが参加できず、今年も剣岳方面にも参加できなかったので
非常に残念な気持ちでいっぱいであった。6月後半の日曜日、久々に小川谷に参加
させていただいたが遡行終了点近くで左アキレス腱が痛み出し、下山には遅れてしま
い迷惑をかけてしまった。その後7月は完全休養し、8月から散歩、ジョギングと
徐々に距離を延ばし今回の山行前までに奥多摩の川乗山を4回登りやっと痛みが
出ないことを確認しての今回の計画の実行となった。だが、まだ完全に不安な気持
ちが消えたわけではなかった。そこで引き返しが簡単そうな水俣乗越と北鎌のコルで
体調に不安があれば引き返すことを心に決めて出発した。また、時間は一昨年の吉岡
さんのタイムにどのくらいの差で歩けるのかを参考にして次の行程の時間を想像して
尾根上のビバークの要否を考え心の準備をすることにした。 

 沢渡発から水俣乗越まではやや同じ、北鎌沢出合までは一時間以上遅れてしまった。
水俣乗越からの下りで間違えて沢を450m下ってしまったこと、北鎌沢の出合
いを間違えてしまったことが原因で、乗越の下りは後でコルのテン場で聞いたら草が
伸びていて踏み跡が見えず間違えて下りた方がいたらしい。出合いは間の沢を作る尾
根に小さな支尾根があったのを地図上で無視してしまっていたのを後で気がついた。
 出合出発が315と遅くなってしまったのでコルまで明るいうちに着けるか
どうか心配になったが、翌日なんとしても天気が分かっている日に肩の小屋まで行き
たいと考え出発した。左俣で水を補給しようと登っていったがしばらく進んでも湿り
気もないし耳を澄ましても水の音さえ聞こえてこないので右俣に戻り遡行開始。もし
ここでも水がなかったら明日水補給のため間の沢まで下り一日余分のビバークを覚悟
した。運良く途中で少しだが水が流れているところがあってので虫の死骸などを取り
払いシェルカップですくってなんとか4L補給することができ安心した。コルに
着くとテン場は2張りでふさがっていたが木の枝の下が少し開いていたので
前の2人に了解を取りツウェルトを木の枝につるした。張るほどのスペース
は無かったが横にはなれた。疲れて何もする気はなかったし食欲もなかっ
たのでシュラフカバーに入ってすぐに寝るが風が強く隙間風で寒くて眠れな
い。1030頃明日のためにカロリー補給しなければと思い寝酒(日本酒)
を正に寝ながらストローで少しずつのんだ。それでも眠れないので起きて夕食を
とることにした。固形燃料でシェルカップの水を沸かしコーヒー、野菜ジュース、
カップヌードルと進み、朝食のためにアルファー米に湯をいれスプー23杯口にい
れた。トイレのために外に出たら一面の星空で明日は晴天らしいと安心てツ
ウェルト内に戻った。 

 2日目 朝起きたらテン場の3人とも単独で北鎌初登山であった。その一人
は来るときタクシーに同乗した方(30歳代らしい)であった。出発は同時であ
ったが皆単独行なので離れたりくっついたり気楽である。そのうち3人のペースが
合ってきたのか一緒にきたグループのようになってきた。上でルートを探す
もの、下でルートを探すもの、中間で連絡するもの、なんだか単独で来た意
味がなくなってしまったようで良し悪し半々な気分。でも楽しくなったのも
事実。 独標までは踏み跡がしっかりしていたので33様だったがルートが分か
りにくくなると後ろから来るものが前に追いつくのでいっしょになるのが必然だった
のかもしれない。行く前に平石さんが基本は稜線を進めといわれたのでそのように心
がけた。技術的に特に問題はなかったと思うが、一箇所スリングが何本かあり多分P15
TOPではなかったかと思うが、どうも他の2人は懸垂をしたことがないよう
で巻き道を一生懸命探していた。槍の最後のチムニーで他の2人は手間どってい
たようだ。それでも単独で来るだけあってなんとかクリア、頂上で登頂の握手を
して記念撮影を頼んで下山開始。肩の小屋で一人が泊まり、私ともう一人は2人で下山
を続け、槍沢ロッジ手前で小雨が降りだしたのでここに泊まって今回の山行
を終了とした。 

参考  帰りは関越道を選んでみた。ナビによると私の自宅まで10分余計にかかるだ
けであった。結局、沢渡駐車場を1100に出て自宅着1440分であった。

 今回雪氷祭のプレゼントでいただいた固形燃料セットが役立った。重さ200gである
が小型軽量のガスセットを持っていないのでどちらが良いは分からないが、
燃料チップ2個でシェルカップの水を比較的早く沸かすことができた。ありが
とうございました。