【形態】紅葉狩り
【山域】谷川岳
【ルート】土合~西黒尾根~オジカ沢の頭~天神尾根~ロープウエイ~土合
【メンバー】恩田(記)
Yさん達の湯桧曽・大倉沢の記録を見て、谷川方面の草紅葉が見頃になっているのでは思い、天気を確認しつつ、急遽でかけることにしました。かねがね、かつて見た谷川のすばらしい草紅葉をカメラに収めたいと思っておりました。
天神尾根から |
10月4日(木)
ネットの情報では、谷川の紅葉は1800m付近が見頃になっていて、かつ、天気も良さそうなので、前日になって急遽山行を計画。
尾根上で日の出を迎えたいと思い、早朝4時に指導センターを出発。実は3時出発で目覚ましをかけたが、時間の設定を間違えて1時間遅れ。
天気は、雲の間から月や星が見え、天気は予定どおりかなと思ったが、樹林を抜けても雲は抜けない。一時、日がさしたが稜線の方はガスっている。尾根の両脇には紅や黄色がちらほら。肩の広場に着く頃には、時々小雨も降ってきた。
天気は引き続き小雨が降ったり止んだりでガスで全く視界はきかない。時間的には充分だが、平標まで行くのは諦め小屋中で待機。
しばらくしてから、行けるところまでと平標方面へ歩き始める。ガスで何も見えないと思っていたが、登山道の両脇には、緑の草原の中に灌木が紅や黄で染まりコントラストが美しい。この景観は、歩いても歩いても途切れない。7月に行った飯豊のお花畑を思い出す。ガスの中で遠望はきかないが、どこまでも紅黄が広がっているのがわかる。霧が晴れていれば、もっともっとすばらしいのではないかと思うと、この悪天が残念でならない。
6月からの山行は好天5連勝だったが、6戦目で、はかなく黒星と相成った。
国境稜線の草原に、紅黄が加わり、雲海でもあれば、それこそ雲上の楽園になるのではないか。が、今日は、雲海(でなく霧?)が草原を覆い隠している。
草は黄金色になっているものの、視界のきかない状況では、残念ながらただの枯れ草にしか見えない。
オジカの頭で、しばらく待ったが霧は一瞬でも晴れない。時間を見て引き返し、天神尾根から下る。相変わらず、天神は客が多い。おっかなびっくりで下っていく客が多い中、下りの遅い私でも、彼らを抜いていく。高度を落とすと、霧は晴れて、こちらの両脇にもすばらしい紅黄が広がっている。ただ、いくら鮮やかな紅黄をみても、高度が落ちると何となくありがたみが薄れる。
ロープウエイで土合に下り、駅に行くと、自分と同世代らしき登山者が数人待っている。が、皆、地下駅の486段の階段のことをはじめて知る様子。かつて、夜行列車で着いた登山客が群れをなして階段を上った様子は、本当に過去のものとなってしまったのかと感じる。
(もっとも今日は平日、休日はそれなりに人がいるのか………)
土合(指導センター)04:00 - 肩の小屋 07:50 10:10- オジカ沢の頭 12:30 13:10 - 天神平 16:10
0 件のコメント:
コメントを投稿