2012年6月27日水曜日

駒の小屋(越後駒ヶ岳)

【年月日】2012/06/24~25
【形態】避難小屋ハント
【山域】越後駒ヶ岳(魚沼駒ヶ岳)
【メンバー】恩田(記)

梅雨の晴れ間をねらって、駒の小屋に行ってきました。9年前、駒ヶ岳の麓にある湯之谷温泉郷に行った際購入した、「越後駒ヶ岳山小屋通信」という書籍、執筆当時、駒の小屋の管理人であり、山岳写真家の米山孝志さんの著作で、これを読んで、一度、駒の小屋に泊まりたいと思っていました。
駒ノ湯への林道から

6月24日(日)

東京を朝イチで出発。普通列車を乗り継ぎ、小出駅で路線バスに乗り、大湯温泉で下りる。ここから国道352号の歩きとなる。途中で駒ノ湯まで続く林道に入っていくと、駒ヶ岳の雄姿が正面に見えてくる。

駒ノ湯が駒ヶ岳の登山口で、吊り橋を渡る頃から、多くの下山客とすれ違う。小倉山まで、急登が続く。体の方は登りはじめで割合と元気。下山客が道をあけてくれると、「先に行って下さい」などとは決して言わず、黙々と歩く。天気が続いているせいか、この辺りの山特有のぬかるみは少ない。道はよく踏まれており、明瞭。道標はほとんどないが、特にわかりにくいところもない。でも、暑い。本格的な夏にはもっと暑くなるだろう。

小倉山までの途中、地図にも書かれている美しいブナ林が現れる。少し前ならばもっと新緑が美しいのではないだろうか。この辺りだけは急登も一休み。時折、顔を見せる花たちが心を和ませる。
小倉山は、道標があるだけで、ピークという感じはない。小倉山を過ぎると、残雪が多くなり、ところどころ道を隠している。駒ヶ岳の山頂がだんだんガスってくる。やはり、山は早い時間に出なければならない。傾斜は緩くなるものの、体の方はヨレが始まり、休みが多くなり、駒ヶ岳がなかなか近づかない。反対にシャッター回数が減ってくる。すれ違う下山客もいない。そうこうしているうちに、駒の小屋到着。念願の駒の小屋である。

小屋には管理人が居て、明日下山するという。宿泊料二千円也を払う。今日宿泊する中高年4人組が、1階で飲み始めている。私は2階を割り当てられる(貸し切り)。小屋前の水場は水量が豊富で、早速ビールと酒を冷やす。雪渓がなくなり、ここが涸れても、3分ほど下った水場は涸れることはないという。
この管理人さんは、米山さん(前出)のように、山岳写真家という

 タイム: 大湯温泉10:20→駒ノ湯登山口11:20→小倉山山頂14:40→駒の小屋17:00

6月25日(月)

午前4時頃起床するも、外を見るとガスの中。昨夜も星は上空にわずかだった。しばらくして山頂へ行くも、ガスは晴れそうにない。一度下りて朝食をした後、再度山頂に行くと、八海山など周囲の山々は、コントラストがイマイチ。例によって、ガスがだんだん稜線に上がってくる。撮影条件は良くならないと判断し下山へ。早朝にもかかわらず、枝折峠からという客が上がってくる。
少し下りたところで振り返ると、稜線はガスの中。時折、花に目をやりながら、黙々と歩く。小倉山から下は、すれ違う登山客もいない。枝折峠の方は、登りも下りもかなり楽だという。この山は、枝折峠に車を止め、往復する客がほとんどか。

眼下に駒ノ湯の建物が見え、ほどなく登山口へ。
車道を1時間歩き、バス停で、高速バスの予約をし、帰途へ。

 タイム: 駒の小屋9:30→小倉山10:45→駒ノ湯13:00→大湯温泉14:20

バックは駒ヶ岳の稜線下

山頂にある猿田彦大神(道の神)


小屋のバイオトイレ







2012年6月25日月曜日

小川山・セレクション他

【年月日】2012/06/24
【形態】フリークライミング
【山域】秩父
【ルート】屋根岩II峰・セレクション、兄岩周辺




梅雨の中休みを狙って?
小川山のマルチピッチとおまけのショートルートに行ってきました。
セレクションは私自身2回目です。

ダイヤモンドスラブは雪標の登竜門でしょうか、
目さんにリードをたっぷり堪能していただきました。
見事トップアウト!、これに続く新人は誰?ガンバ。

しかし、ランナウトした状態で「テンション~!」はワイルドすぎです。
今年の雪標祭あたりで
「ランナウトした状態でテンションって言ってやったぜぇ、ワイルドだろぅ」
といってもそのころすでに流行りは終わっているかも。。

さて、バックアンドフットでけ上がるピッチは
さらっと終わらせて、最初少しクラック、でスラブがちょこっと
あと易しい変化のあるピッチは私がトップでしたが
途中でルートを懸垂してくるご一行様がいらっしゃたので20分待機。
体ひえひえ。

とまぁ上に集合したわけですが。
最終目的のガイドライン?、クラックのピッチは後続Pの
ご助言で次回持ち越しとなりました。

んで下降路をスタスタ歩いて降り、白いレタス畑を見ながらコルに立ち
レモンの香りを嗅いで、ソラマメを通過して、
ちょい登り返しで取り付きに戻る。

とりあえず駐車場に戻って
どこか近場のショートルートへ行くことにする。

ロープをダブルからシングルに変えて
兄岩方面へ、目さんは裸足の渡渉~。
ウロウロして弟岩、そして兄岩着。

軽くフリーを楽しもうと思ったけれど
10bのトップアウトがやっとこさ。。
言い訳はしません!弱くなっただけ。

吉岡さんは10bを粘ってOS。(注;吉岡:平石さんの見ていない所でワンテンしました)
ヒールフックは10bに出てこないと思います~。
でも素晴らしい!

目さんはダイヤモンドスラブで燃え尽きたのか
ビレイヤーに徹していました。

帰りの渡渉はいい感じのを見つけて対岸へ。

今日登り降り色々したのですが
頭の中で「あたりまえ体操」がエンドレス。。
「右足だして、左足出すと、歩ける~」

ということで、動画は後日。

【目メモ】
外岩の5.8をなめてはいけない。ジムと同じ感覚で5.8ならいける!と思ってとりついたら、跳ね返された。セレクションの1P目ができるようになるのは、いつのことやら・・・
<セレクション>
1 2人とも念入りに手の甲にテーピングをぐるぐるまきにしてます。
 吉岡さん 前回と大違いで簡単に登っていきます。さて私。前回、ひっぱりあげてもらった記憶がよみがえる。見た目は、簡単に見えます。あの隙間に手と足を突っ込んで登るだけです。とりついてみると、手はひっかからない、足ははまらない。平石さんの助言で、テンション気味でガバをつかんだ。そこまでいけば、あとは簡単。
2 平石さん曰く、「ダイヤモンドスラブのリードなくして、セレクション語るなかれ」。下からみるとそんなに大変そうにみえなかったので、リードしてみることに。以外とふくらはぎにきます。攣りそうになり、テンションって言ってみたけど、ロープに反応なし。だよなーと諦めて少しレスト。時間をかけて支点にたどりつく
3 楽しいクライミング
4 最初のスラブがダメ。テンション気味でぬける
5 トラバースのほうは行かず、そのまま頂上。良い景色。

2012年6月20日水曜日

多摩湖 サイクリング

【年月日】2012/06/20
【形態】サイクリング
【山域】多摩湖
【ルート】サイクリングロード
【メンバー】吉岡(記)

台風一過の梅雨晴れを利用して、サイクリングに行って来ました。コースは、隅田さんがお気に入りの多摩湖を選びました。昔、高校そして会社勤めで通った井の頭通りを、武蔵境の浄水場先からスタートするサイクリングロードです。
スタート場所がはっきりしなかったので、自転車を車に積んで出発。

記憶が定かでなかった為田無まで行ってしまい、コンビニでサイクリングロードの場所を聞いてやっと入口を見つけました。着いてみたら昔よく自転車で通っていた道ということです。

そのサイクリングロードは、こんな所です。

丁度アジサイの季節です
道の脇には、アジサイが咲いていました。途中に「あじさい公園」もありました。






どういう訳か?歩道と自転車道路と別れているのに、人が自転車道路を歩いています。ジャマ!
サイクリングロードとはいえ、車道が横切っているので柵があってスピードは出せません。多摩湖に近付くにつれ横切る道路も歩行者も少なくなり、走りやすくなりました。


多摩湖に到着、堰堤を対岸に渡り多摩湖周遊サイクリングロードに入ります。昨日の台風の影響で木の葉や小枝が降り積もり、車輪の下でバチバチ鳴ります。一周約10km、アップダウンがあり疲れます。

帰り道動画を撮りながら走っていたら、曲がり損ねてつつじの植え込みに突っ込んでしまいました。



費用;コインパーキング 2時間19分 1,000円也

2012年6月7日木曜日

奥秩父 滝川本流下部

【年月日】2012/06/07
【形態】沢登り
【山域】奥秩父
【ルート】滝川本流下部
【メンバー】吉岡(記)

3時起き、3時半自宅発、向かうは奥秩父、滝川本流の沢登と釣りです。
出会いの丘から雁坂峠への登山道と別れてすぐの所から滝川に下ります。初めての道でしたが、意外と良い道でした。最後に水辺に下りる所は、安全を考慮して懸垂で下りました。多分、曲沢の少し下流に出ました。

入渓点
さっそく釣り支度をして遡ります。渡渉は、ひざ上あたりで水量は少な目でした。しばらくアタリもなかったのですが、3回くらい水面までは上がるのですが、針のかかりが浅いのか逃げられてしまいます。4回目でやっと20cmを取り込みました。


竿を出しっぱなしで前腕が攣ってきました。次を狙って釣り上りますが、全くアタリがなくなってきました。
両岸が狭まりゴルジュになります。ここでは竿を仕舞って沢登に専念します。


上の写真は、FIXを使って左岸のスラブを登る所ですが、前に来たときはFIXに取り付く為に腰まで浸かって渡渉したのですが、すっかり埋まって簡単に取り付けました。



釣りに夢中になって気が付いたら12時を過ぎ、まだ半分も登っていないので、竿を仕舞い沢登に切り替えました。

直蔵淵 12:43


槇の沢が左から合流する


?滝



滝川本流は、沢登としても楽しい、大きな釜を持つ滝が多くあり水量が多いときは苦労するだろう。

直蔵淵から釣りをしないで2時間半かかり、吊り橋小屋下の終了点に到着する。



最後なのでダメもとで釣りをしてみよう・・・とすぐ前の河原で竿を振ると釣れた。だが足元まできて取り込もうとしたとき逃げられてしまった。次もあった、が同じようにつかもうとした瞬間に逃げられる。

あきらめずに場所を変え、投げ込むと3投目くらいで今度は取り込み、証拠写真の撮影。良かった。

22cmのイワナ

タイム:出合の丘6:10→7:50入渓点→9:30曲沢→11:23金山沢→12:43直蔵淵(ここから

沢登)→13:36槇の沢出合→14:00吊り橋15:00→17:00出会いの丘