【形態】トレッキング
【山域】北アルプス剣岳周辺
【ルート】阿曽原~仙人池~池の平~内蔵助平~黒部ダム
【メンバー】大木場、牧野、柳澤、恩田(記)
大木場リーダーの元、暦の上では立秋とはいえ、まだまだ夏真っ盛りの裏剣に行ってきました。
予報では天気はおもわしくなく、富山方面に引き返すことも選択肢に入れてたのですが、
………
池の平~仙人池の登山道から |
池の平 夕景 |
仙人池付近の木道から |
お馴染みの逆さ剣 |
仙人池付近の木道 |
夜行バスが4名分とれなかったので、2名ずつ別のバスで、宇奈月に向かう。
宇奈月から欅平まで、関電グループが経営するトロッコ電車に乗る。
(この電源は、大飯原発でなく、水力発電の電気か?)
天気は、本日は好天。黒部峡谷の景観を楽しんで、1時間ちょっとで欅平に着く。
ここから、1時間ほどの登りで、いわゆる日電歩道という 長~~~い 水平道を歩く。
日電歩道は戦前、電源開発のため作られた道で、通常、沢沿いの登山道は、岩盤を避ける等して作られるためアップダウンが多いが、日電歩道は、岩盤がくり抜かれたりして、等高線に忠実な、どこまでも水平な道である。
欅平駅の案内図で日電歩道は通行止となっていて、駅員曰く、整備途中で自己責任で通行するようにと。が、立派な道である。
水平道のはじめは道幅が広く、明るい広葉樹が暑い日差しを遮り、立秋の涼風が心地よい。歩き始めでまだまだ疲労感もなく、時折、黒部川越しに後立山の稜線が臨まれる。
やがて、垂直な壁の岩盤がくり抜かれたり、鉄板や丸太で路肩を補強した道が頻繁に出現する。
長時間の歩行の後、阿曽原まで半分を過ぎた辺りで、志合谷の長いトンネルとオリオ谷のトンネルを通過する。だんだんと垂壁の際どい道は姿を消し、平凡な登山道となる。やがて水平な道は、一旦登りとなり、下りに変わる頃、阿曽原の小屋と幕場が見えてくる。幕場に着くと、夏の真っ盛りの週末なのに、先行は2張りのみ。
我がパーティーの幕をブッシュの上に張ったところ、羽アリのような虫の大群に襲われ、幕の場所を変えて就寝する。もちろんメンバー全員が温泉につかったことは言うまでもない。
欅平10:15- 水平道11:10 -志合谷 13:30 - オリオ谷 14:50 - 阿曽原 16:50
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