期間 2012年8月10日~13日
形態 トレッキング
山域 北アルプス剣岳周辺
ル-ト 阿曽原~仙人池~池の平~内蔵助平~黒部ダム
メンバ- 大木場、恩田、牧野、柳澤悦(記)
7年前に剣に行った時は(個人山行)室堂から入り仙人池を通過し阿曽原、欅平に下りてきました。今回はその逆 欅平からの登りです。最初はいきなり急登、20分位後、道は良く整備された水平歩道 歩きやすい 昨日 夜行高速バスで 早朝富山駅に着き 多少寝不足気味&久々の縦走で、少し荷物が重く感じる。そんな訳で 休憩時一寸うつらうつら しかし歩きだすと景色は絶景 飽きることなく歩を進めて行く。 曲がりくねった道を何時間位歩いたのだろう 先頭歩くリ-ダ-から無線で小屋が見えたぞ---の連絡 今日の目的地 阿曽原温泉だ そこにはプ-ルみたいなお風呂もある、とりあえず大汗をかいたし、喉も渇いたので早くビ-ルが飲みたい ところで、後ここでのテント場でアクシデントが発生するとはその時は思いもしなかった。 ヘッドランプをつけて温泉から戻ってくると羽ありみたいな虫が、テントの中に何十匹いや何百匹の虫がとんでいる。 みるみる残った食べ物は真っ黒に、外のポ-ルもびっしりこびりついて、やはり真っ黒、 向き合って座っている二人の男性はただ呆然と無言でその様子を見ていました。まるでヒチコック映画の様 虫の巣のそばだったのでしょう。その後テントを移動したのは言うまでもありません。
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水平歩道 |
2日目 虫騒動にもめげずに、よく寝られたのか、体調はばっちし ザックをしょっても昨日みたいに重く感じず、朝から幾らでも歩けそうな気分 最初は急登、15分もすると7年前にあった道がでてきました。今は廃道になってしまって× 今回は対岸に沿って回り道、2時間余計にかかるそう。小一時間歩くといきなりマンションみたいな建物が目に入ってきた。えっ? ここは何処?山奥にこんなにりっぱな建物が(宿舎だそうだ)その横にも建設中の建物が 違和感を感じながら歩いていると ル-トは建物の中へと続く・・・・ 抜けるとダムの屋上にでる。そこから先は梯子を登り、ようやく山道にでる。仙人温泉に向かってしばらく急登、途中 数パ-ティと逢うが、先はまだまだとか、マイペ-スでとか声をかけて頂いたのですが、さほどきつくありませんでした(^^)vピ-クを過ぎて下降すると対岸に仙人温泉小屋が小さく見えてきた。その頃から小雨となりましたが、樹林帯の中でさほど濡れることなく通過しました。途中雪渓が2ヶ所 リ-ダが最初に状態をみながら、歩くル-トを決めるとのこと おかげで無事通過、 登りつめて稜線上にでて、やっと仙人池ヒュッテに到着、頑張りました!、とりあえずビ-ルで乾杯 曇り気味だったので 写真は明日に期待して、 初めて行く池の平へと向かう。小屋に到着するとテントは私たちのみ 私は静かなこの場所が凄~く気にいった。ど~んと小屋の前に居座る池の平山にも登ってみたいと思った。さらには剣に向かって稜線上に・・・・・
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仙人池に向う前の雪渓 |
3日目 一番天気が悪いと予想されてた日 何の何の歩きだしたら 雲がとれ 今までに一番良く晴れた雲一つない、ド-ンと八峰が間近に見える。迫力満点!!サイコ- 皆様 写真をパチパチ こんなに見させて頂き 感謝感激 仙人峠にザックをデポして仙人池に 昨日より全然天気良く池に映る八峰もくっきり ひとしきり写真撮影 リ-ダにチンネとか小窓雪渓とか教えて頂いた。
再び峠に戻り二股に下降し始める 途中大学の山岳部にあう。細身の体に重たそうなザック なんでも親不知に行くとのこと(どんだけの距離??)二股に着いて 長めに休憩し はしご谷乗越へと ひたすら登る。ピ-クを過ぎて内蔵助平までが長いこと ここで当初テントを張る予定が川に水が一滴もない。 少し先の橋のところで(水が豊富)休憩と水の確保 さらに歩き続け、やっと黒部川出会いのところにでた。良いテント場が見つかり(高台)今日の行程は終了。黒部川に流れる水の勢いはごうごうと音をたてて、生きもの様、夕餉の後の闇の中での水汲みと洗面はその猛烈な音で怖かった。でもMさんが一緒で心強かった。
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早朝の池の平小屋からの八峰 |
4日目 天気は曇り 本日最終日 気を引き締めて怪我しないよう 気をつけて歩こう。歩き始めると 一番道がざれていて歩きにくいところだった。みな無事黒部ダムに到着。大町の温泉に立ち寄りやっときれいさっぱり、しかし鏡をみてびっくり 刺されていたのは分かっていたが、こんなに酷い顔になっていたとは(-_-;)またしてもぶよの餌食 おでこに20ヶ所以上刺され ボコボコ状態!予防のハッカのスプレ-は全然きかなかった。次回はONさんのように頭からすっぽり被る防御ネットを
また携帯用蚊取り線香を持参しなくてはと心に刻む。
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黒部ダム |
感想 今回は当初の天気は外れ 天候に恵まれ 久々の縦走でしたが、リ-ダーを初めメンバ-の皆様のお陰で目的地に辿りつきました。本当に楽しかった。大満足です。また 別のル-トでも剣方面に再び行きたいと強く感じました。今も八峰がはっきりと目に焼きついていて 心に残る山行となり、また一つ思い出が増えました。ありがとうございました。
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