【形態】 沢登り
【山域】 奥秩父
【ルート】 釜の沢東俣
【メンバー】 吉岡、他1名
8月25日(土) 晴れ
大学時代の友人と42年振りに再び釜の沢東俣に行って来ました。デジカメは持って行ったのですが、SDカードを忘れたので写真はありません。オソマツでした
鶏冠谷の出合では、飛び石伝いに東沢を渡れるほど水量は少ない状態でした。ホラの貝のゴルジュも水量がなく多分楽しく登れるのではないでしょうか。翌日広河原の上で、お母さんと息子のパーティーが、ホラの貝を登って追いついてきました。因みにお母さんは沢登2年目、息子は2回目ということでした。
東のナメ |
魚止めの滝 |
千畳のナメ |
千畳のナメ |
山ノ神で沢靴に履き替えバシャバシャと行きますが、渡渉もすねまでで楽ちんです。東のナメで写真を撮ったり、西のナメで滑り台をして遊ぶ女性を眺めたりとのんびり進みます。
釜の沢出合のすぐ上にある魚止滝は、出だしのスラブがつるつるなので、ザイルを出してゴボウで登ってもらいます。これを越すと、千畳のナメが続きます。相変わらず素晴らしいスケールと景色を堪能します。
両門の滝 |
両門の滝は、西俣と東俣が大きな滝を落とす珍しい?くなくとも、そのスケールはまた千畳のナメと違った素晴らしさを持っている。左岸を捲いて行くが落ち口よりさらに高いところまで登ってから水流に戻る。続いてヤゲンの滝、支流との間にあるリッジを登り捲く。
ここを越すと広河原に出ます。広河原に入ってすぐ大勢の人がキャンプをしているので、しばらくテン場を探しながら登り、丁度良い広さと水に恵まれたスペースを発見。焚き火用の木も豊富にあります。 今回は沢なので、2~3人用テントのフライシートとポールで設営。テントと同じように空間が保てるのでタープより安心できます。
さっそく、ビールで乾杯、自分が食事の担当で準備してきたのですが、相棒が出してくる豚肉の1枚200gステーキ肉4枚、鳥のモモ2本、焼き肉、と肉だけで満腹になり用意してきた食料は全く手つかずで残ってしまいました。焚き火を見ながらのんびりして、まだ明るい18時頃就寝。ビールのロング缶一本ではこれ以上時間が持ちませんでした。
8月26日(日) 晴れ
たっぷり10時間以上寝て4時15分起床。朝一杯のコーヒー、朝食はソーメン改め冷やし中華、茹で卵とハム、キュウリをのせて食べました。
今日の登りは、水量が少ないので沢靴をしまい、運動靴で行きます。昨日と比べ見どころも少なくひたすら上を目指して登ります。甲武信小屋に10時半頃やっと到着、ビールで完登を祝います。今回の目的は釜の沢の遡行という理由で、甲武信の山頂には登らず、11:20頃小屋を出て近丸新道から徳ちゃん新道を通って西沢渓谷駐車場に下りました。
帰りの温泉は、窪平温泉保養施設「花かげの湯」500円也。中央道は、相変わらず渋滞中 笹子から小仏トンネル 35km。先週より長い渋滞でした。