2013年8月6日火曜日

飯豊連峰主脈縦走

 

【期間】   2013年8月2~5日【形態】   形態:縦走・ハイキング
【山域】   飯豊連峰
【ルート】  丸森尾根~頼母木小屋~御西小屋~三国小屋~弥平四郎
【メンバー】 吉岡、恩田(記)


御西小屋から大日岳(飯豊最高峰)

昨年に引き続いて、飯豊連峰を今年はYさんと2名で縦走してきました。
山形県小国町から入山し、主脈を辿って福島県西会津町(弥平四郎)に下山する計画で、悪天のため、2度の延期を経て、本日程となりました。


8月2日(金) 丸森尾根~頼母木(たもぎ)山~頼母木小屋  くもり/雨  
飯豊山荘がある天狗平から丸森尾根の急登を上がると、すぐそこでヘビやクマに挨拶してきたという下山者とすれ違う。稜線に出る頃から雨量が多くなる。
頼母木小屋は、幸いにも、我々を含めて適正人口。ツエルトを張って濡れたモノを乾かす。

8月3日(土) 頼母木小屋~頼母木山~北股岳~梅花皮(かいらぎ)小屋~御西(おにし)小屋 霧ときどき雨
本日は濃霧の中、御西までの穏やかな主稜線を南下する縦走。イイデリンドウ(飯豊の固有種)の群落があるという頼母木山は、時期が遅くチラホラ。
今年の飯豊は他の山域と同様、コバイケイソウが豊富で霧の中で純白が際立つ。
石転び沢のコルにある梅花皮小屋の水場で水を補給。
土曜日の御西小屋は超満員。でも、先行したYさんがいい場所を確保してくれた。

8月4日(日)御西小屋~飯豊本山~三国小屋 霧/晴れ/霧/雨
早朝5時過ぎには濃霧が晴れ、御西小屋周辺は美しい風景が広がる。定番の大日岳往復を経て、三国小屋へ向かう。しだいに霧に覆われてくる。
昨年最も花が豊富だった御西、本山間の縦走路は、コバイケイソウが美しい。
御秘所辺りの岩稜で、突然、クマ避けのラジオから緊急地震速報が流れる。東北が地域に入っていて、一応緊張するも特段揺れはなし。
切合(きりあわせ)小屋近くの広い縦走路には、チングルマ、アオノツガザクラ、シラネアオイなどが小規模ながら美しい群落をなす。御西、本山間の縦走路のチングルマは終わっていたが。
三国小屋に到着すると、まもなく雨になる。

8月5日(月) 三国小屋~弥平四郎 くもり/晴れ/くもり
夜明け前から、天気が回復してきて、宿泊者と小屋管理人で日の出を迎える。
通常の登山口である川入は先日の大雨で道路が決壊しており、弥平四郎の登山口に下山。

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                                       雨のお花畑 (動画)↑






イイデリンドウ




コバイケイソウ
イワイチョウ
シラネアオイ

 
大日岳への登路から

 


ミヤマリンドウ


クルマユリ
 

チングルマ
 
ヒメサユリ

 
三国小屋から

弥平四郎への下山路から磐梯山


イワハゼの実

弥平四郎付近の森


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