2015年9月8日火曜日

一ノ倉沢奥壁南陵(雨:敗退)

【日程】2015年8月29日(土)            
【形態】クライミング
【山域】谷川連峰 
【ルート】一ノ倉沢奥壁南陵
【メンバー】堀口(CL記)、岡田(記)


東北の一部と上越地域がかろうじて曇り晴れ。
(等高線がだだっ広い・・・・・)
行くだけ行ってみましょうとなりました。


関越高速、群馬県に入ったところで雨が降り始めました。

雨の中、ロープウェイ駅Pで仮眠。翌日の天気は、ほぼ諦め状態で、起床時間も決めずシュラフに潜り込む。
5時チョイ過ぎに目が覚め、耳を澄ますと雨音。
もしかして沢音と聞き違いかも知れないと屋外に出てみるが、期待むなしく雨。

とりあえず一ノ倉出合まで、或いは、テールリッジ末端まで行ってみようと、
6時過ぎ傘をさして歩き出す。
一応万が一のことがあると…と思い、ザックにロープを突っ込む。

湯桧曽川からはゴォーっと反響していた川の音。
林道は木がすくっと天に伸びて若葉色のトンネル。
森林浴には、よかったです。

対岸の白毛門は霧がかかっていてみえず、
時折、ガスが切れて尾根が見え隠れ。
幻想的でした。

さて、一ノ倉沢は、ほとんどガスでみえない。
1回だけ、稜線と空の狭間まできれいに見えました。

テールリッジ末端から上部には、雪渓が残っていました。
衝立岩の右側にコップ状岩壁確認できました。
沢は沢で、道路まで川のように浸水しています。
そこで、傘をしまい、雨具を着て徒渉を繰り返します。
靴がぬれないように、石を重ねて工作しましたが・・・・
ぬれました。

雨なので、目標はうまくいったら取付きまで、
が、ひょんぐりの滝までは行けるのか?でしたが、
雨脚は普通の雨の強さ、徒渉を思うと、途中で断念。

今回は、出合から垣間見られた一ノ倉沢は、明るい谷間に見えました。
直下、登るとまた違うのでしょうね。


0 件のコメント:

コメントを投稿