【形態】 残雪期アルパイン
【山域】 北ア
【ルート】 五竜岳から唐松岳
【メンバー】 吉岡(記)、柳澤高、柳澤悦、神谷
4月27日(土)吹雪
早朝東京を出発して、五竜スキー場で神谷さんと合流、下山口の八方尾根スキー場に車を1台デポする。到着した時は、まだ雨だったが、次第に雪に変わる。
五竜テレキャビントップから歩きはじめるが、激しい吹雪の為テレキャビンの建物まで引き換えし、天候待ちとする。正午を過ぎても吹雪は一向に収まらず、テレキャビンも運航停止になるという事で、地蔵の頭周辺で幕営することを決めたが、下山してきた登山者によると上は猛烈な吹雪で歩けないとの事。頑張ってテントを張っても楽しくないので、麓の駐車場で幕営することに変更する。
夜飯は、みそ漬けポークソテーにら添え、ワンタンスープ ビール、日本酒、ワイン、バーボン
その他 つまみ各種ですっかり酔いが回った所で就寝。夜中は風が吹き荒れていた。
4月28日(日)晴れ
朝強雨風の為テレキャビンの始発が遅れ、スキー客と登山者で混雑し、テレキャビン終点からの出発は、9:00頃になった。
鹿島槍北壁とカクネ里 |
地蔵の頭を捲いて一ノ背髪で最初の一本、白岳は昨日の白馬大雪渓での雪崩事故の影響か?尾根通しに白岳頂上経由して五竜小屋へ到着する。
天幕地の整地作業に時間がかかり、小屋の白岳沢側に天幕を張り終えた時点で五竜頂上へ行く時間が無くなってしまったので、明日早朝に往復することにする。
夕陽 |
4月29日(月)晴れ
早朝の五竜岳にかかる月 |
撤収して五竜に出発したのは6時だった。
日の出 |
風があり斜面は凍っていた。途中まで登り、二人の足元が覚束なくこのまま登ったら、帰りにロープを出すことになり唐松に行けなくなりそうなので、柳澤高単独で山頂を往復してもらう。引き返し組は、アイゼンとピッケルでの雪上歩行訓練をしながら下る。
約2時間後、無事登頂した柳澤高が戻り唐松に向け出発する。特に悪い所もなく順調に進んだが、最後の唐松山荘手前の登りは長く感じられた。少し疲れたという柳澤高を残し、山荘から空身で頂上を往復する。
唐松岳山頂、バックは剣岳 |
スキーがあればという斜面をどかどかと単調な下りをこなし、最後にリフト一本分ゲレンデ脇を下り、リフトに乗り込む。
八方尾根の長い下り |
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