2013年4月21日日曜日

雪上訓練 谷川岳

【年月日】2013/04/21
【形態】雪上訓練
【山域】谷川岳
【ルート】マチガ沢
【メンバー】堀口、目(記)、武藤、岡田

 またまた谷川に行ってきました
 当初は、富士山で雪訓予定でしたが、富士スバルライン通行止めとのことで、急きょ、谷川に変更。先週の暑い西黒尾根とは一変して、冬景色のマチガ沢。小雪舞う中、みっちりと雪訓してまいりました。

                    マチガ沢出合
【メニュー】
1 雪上歩行(つぼ足)
   直登、直下降、斜登(左右)、斜降(左右)、各自一筆書き(トラバースも)
   急斜面での方向転換
2 滑落停止
3 ビレー練習
   セルフビレー点構築、腰がらみ、肩がらみ、スタンディングアックスビレー(左右)
4 スタンディングアックスビレーからの自己脱出方法(目のみ)


                         岡田さん、完璧!

 6:40八王子集合。富士スバルラインが昨日午後2時から通行止のため、谷川で雪訓することに決め、一路谷川へ。雨は一向にやむ気配をみせず、いつしか雪に変わり、周りはうっすら雪景色。
 こんな悪天にもかかわらず、谷川ロープウェイ駐車場は満車!何かイベントがあるらしい。
 暖かい6階ロビーでのんびり支度をしながら、天候回復を待つ。回復しないので10:20出発。
 マチガ沢に着くと1パーティが雪訓中、後ろからもう1パーティ。
 我々は奥へ進み、新雪15~20㎝積もった斜面で雪訓開始。
 午後から晴れると思っていたが、結局、終日降雪。風のあたらない場所だったのでそれほど寒くなかったが、午後すぎると稜線はゴーゴーと荒れ模様。
 上記メニューをこなすとあっという間に夕方。冷えてきたのでマチガ沢を後にした。

 八王子6:40集合 - 9:30谷川ロープウェイ駐車場10:20 - 11:30マチガ沢16:00 - 駐車場16:50 - 川越20:00解散

【メモ】
・滑落停止後は、確実にステップを切ってから立ち上がること
・急斜面での方向転換はピッケルを山側について支点にし、両足で確実にステップをきってから行うこと
・スタンディングアックスビレーは、直立の体勢のまま滑落者をとめること(←要練習)
・インクノットをどんな向きからでもできるようにすること

【感想】
 新人さんがいたこともあり、堀口さんが雪上歩行を一から教えてくださり、いろいろと再確認できた。スタンデイングアックスビレイは、荷重がかかると前屈みになってしまう。ロープを急にしめすぎるのが原因だと思うが、直立体勢でとめるのが難しい。岡田さんが、直立体勢で上手にとめていたのでたまげた(=写真)。スタンディングアックスビレーからの自己脱出方法は、ややこしいので、手順をしっかり頭に入れておきたい。いずれのメニューも、何度も練習して体で覚えるしかない。

3 件のコメント:

  1. 先輩方のビレーをみて学びました~ 

    男の人のようなPowerはないはずなので、Eco技で体得すべし。との感じでやってみました。

    おすべり役がうまかったのかも?!
    今度は実践をかんがえて、眼をつむってやってみよっ!

    せっかく荷物を大きくして行ったのに・・・・背負わずして訓練してしまったのがいたかった!(おおっぽけおかだ)

    返信削除
  2. 多分足下を見ているからかがんでしまうのでは?

    私は荷重がかかったら
    腰を伸ばし
    頭ななめ45度上を向いて
    摩擦で止めてます。

    返信削除
  3. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除