2013年4月15日月曜日

火打山から三田原山

【期間】  2013年4月13日~4月14日
【形態】  山スキー
【山域】 上越
【ルート】 火打山~三田原山
【メンバー】 吉岡(記)
 
2013/04/13(土)晴れ
笹ヶ峰駐車場7:35→黒沢橋9:00→12:20高谷池ヒュッテ13:10→火打山14:45→15:55ヒュッテ

 道の駅「しなの」で仮眠。5:30起床、出発。

 杉野沢から冬季閉鎖中の林道を行ける所まで・・と思い通過。ゲレンデを通りどんどん進むと、ラッキー! 笹ヶ峰キャンプ場の駐車場まで来てしまった。すでに2台駐車中。

 朝はコンビニで食べる予定だったが、途中に一軒もなく、手持ちの昼用パンと非常食で何とかなるだろうと出発する。

 黒沢橋から急登(十二曲がり)、スキーアイゼンを効かして登るも、一泊分の荷物を背負っているので足取りは重い。体力の低下を思い知らされる。


 
 


途中シートラで灌木の急斜面を越し、上り続けるが 立ち止まって息を整えることが多くなる。それにしても、黒沢橋手前で追い抜かれた女性は、どんどん先行し高谷池ヒュッテに着いた時は、火打山の直下を登っていた。恐れ入りました。






 黒沢山のトラバースでは シールを外そうと思ったが、そのまま通過し高谷池ヒュッテの三角屋根を目指して頑張る。ヒュッテ手前で黒沢湿原から来たという二人連れに小屋入りの先を越される。


いつも火打山情報のライブカメラで見ている景色に再会する。

高谷池ヒュッテの3階に寝床を確保して、予定通り火打山に向け出発する。
小屋の前で13:00のライブカメラに、黒沢湿原から来たカップルが、肩車でポーズしていた。(帰って見たら写っていたよ~)

火打山山頂から妙高山
火打山の最後の登りは、カリカリに凍ってアイゼン、ピッケルが欲しいな~と思わせる斜面だった。持っていないんのだから仕方がなく、スキーアイゼンで慎重に登る。

山頂から焼山北面
山頂からカリカリ斜面を横滑りでしばらく下り、新雪ののった斜面に入りやっと安心してテレマーク滑降を楽しむ。コルから右の沢に入り天狗の庭と同高度まで滑り降りる。

小屋に着いてさっそくバーボンを カーッと飲むと、疲れがドッとでてしばらく横になる。今回は小屋の中は寒いだろうと、エスパースソロの本体だけ持ってきたので、人目を気にしながらもしっかり張らせてもらった。丁度ふとんがぴったりと入るが、小屋は来週から営業開始となり最後の週末なので、布団は冬中の湿気を含みいまいちでした。
夕焼けが・・・・


晩飯;白米半分、親子丼(フリーズドライ)、ビーフシチュー

疲れで食欲もなく、19:30頃就寝。

2013/04/14(日)晴れ
高谷池ヒュッテ 7:45→9:30外輪山稜線→三田原山10:50→滑降地点11:30→12:50林道

 昨夜早く寝たのに、目が覚めたら6:00。早朝は雪が固いのでいいか・・・ 夜の残飯でおじやを作り、少し甘めのイワシの生姜煮で朝食にする。食前、食後には、もちろんコーヒーはかかせない。

小屋を出て黒沢湿原に向け出発。湿原を見下ろす台地からシールを外して滑るが、ターンする度に転倒、内足が離れて雪に引っかかる。スキーの前後差を狭くしないとダメみたいだ。

黒沢湿原を見下ろす
正面の妙高山に向かい外輪山に取付く

 黒沢ヒュッから尾根に取付く予定だったが、少し先から疎林の間を登り外輪山に上がる。三田原山まで稜線を辿り、頂上から見ると次のピークから右に疎林の素晴らしい斜面が見渡せた。

三田原山の次のピークから右の斜面を滑降する
 頂上から少し下り、登り返すと予想通りの斜面が迎えてくれる。シールを外しスタートする。雪もそれ程重くなく、マッサラな斜面を独り占めで最高!!
 
稜線から少し滑り降りた所から上部を見る
これから滑降する斜面を見下ろす
 何処までも広い斜面が続く。途中から左の沢に滑り込み、長い長い滑降が続く。
沢を滑降
滝の出ているところが2か所あった
下部では雪が汚れていたが、滑るには問題なく、林道に出る最後まで気持ちよく滑ることが出来た。

帰りの温泉は、杉野沢温泉、苗名の湯(なえな)で疲れを癒す。

 
 

 

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