【期間】 2014年12月26日~2014年12月29日
【形態】 アイスクライミング
【山域】 南アルプス
【ルート】 三峰川岳沢ソーメン流しの滝~大仙丈岳
【メンバー】 平石(記)、目
12月に入り降雪が多く
当初予定していた黄蓮谷左俣はあきらめ、
早めに休みがとれ日数が確保できたので
三峰川岳沢ソーメン流しの滝へ行って来ました。
平石は6年ぶり2回目。
F3,F4,F8ソーメン流しの滝、
全てリードで登れやっとすっきりしました。
目さんも今まで以上の経験ができ自信になったと思います。
雪標山岳会の名前の由来は「より雪深い、より高い山に登るために、得意のスキーを使って登・下山の時間を稼ぐ。そればかりではない。登山者のしるべ(標)となるベテランになろう」ということだ。(雪標60年史編纂コンテより)
2014年12月29日月曜日
14.12.28湯河原幕岩
メデューサ5.8 |
【形態】 フリークライミング
【山域】 伊豆湯河原幕岩
【ルート】 オリンパスの丘
【メンバー】 堀口(記)、岡田
岡トレ第3弾 先週の城山で味をしめ、やっぱ暖かいところでのトレーニングに限る!と言うことになり、今回は湯河原にやって来ました。
今日は、okaちゃんのアンダーナインリードトレに終始すると言うことで、わき目も振らず、人があまり来ない(ハズの)オリンパスの丘に直行しました。
まず手始めに「カサンドラ」5.9でアップ。全く問題なし。次に、このルートのクラックを使ってジャミングのトレーニング(まだ慣れないのでトップロープ)。
そうこうしているうちに珍しく人が来ました。4人パーティです。南面に陣取ったようです。その後、また3人パーティがやって来ました。今日は珍しいです。まぁ、ここを占領するつもりもないので即片付けて譲ります。そろそろ南面に行ったパーティも飽きてくる頃と思い、覗き込んでみると案の定4人のうち二人が丁度こちらの様子を見に来るところでした。一本ルートがあいたので早速try。
「メデューサ」5.8です。余裕です。隣の「パンドラ」5.9では、先行の方が粘っていましたが、何とか抜けて終了点へ。Okaちゃんより先に着いていたので、降りるまで待ちです。隣の方はロワーダウンで降りてきました。どうやら結び換えをしたようです。末端のロープが長く余っていました。
誰かがラッペルリングでも付けてくれたんだなぁと思い、「リング付きですか?」と尋ねると「いえ、ハンガーボルトと古いRCCボルトの2本です。ハンガーの方は空けてきましたから、待ってられる方も、もう使えますよ」とのお返事をいただきました。「ありがとうございます」で会話は終了。うん?いや、チョット待てよ。よく意味のわからない会話だなぁ?と考えているうちに、okaちゃんから「テンション!」のコール。ロワーで降りてきてもらい、一応上の状況を確認。案の定、ラッペルリングどころか残置ビナも無し。よく聞いてみると、お隣さん、懸垂用の残置スリングにロワーダウンをセットし、かけ声とともにスルスルッと降りて行ったと言う。世の中には、物凄い豪傑というか、命知らずのチャレンジャーがいるものですね。考えただけでゾッとしました。
と言うことで、空いた「パンドラ」5.9をチョット手こずりながらも難なく片付けて終了。最後に、徒歩で終了点まで行き、トップロープのセットの練習。まだ時間があったので、一つ残っていた「ペガサス」10aをセットしたトップロープでTry。桃源郷ではまだまだ皆さんガンバッていらっしゃいました。
パンドラ |
ペガサス |
2014年12月28日日曜日
城山
【期間】 2014年12月23日(火)
【形態】 マルチピッチクライミング
【山域】 伊豆
【ルート】 南西カンテ 他
【メンバー】 堀口(記)、岡田
岡トレ第2弾 今回は二子の寒さに懲りて、比較的暖めと思われる大仁の城山まではるばる初心者用マルチピッチのルートを求めてやって来ました。
数年前に一度だけ行ったことがある程度で、場所もよくわからない? しかも、記憶では相当遠かったような気がするエリアです。
実際行ってみると、私の自宅からでも、圏央道が東名に繋がったせいか、全くといって良いほど下道使用せずで大仁まで着いちゃいまして、こりゃビックリ。高速代はかかりますが、朝発で十分遊べるエリアです。
南壁の基部には、3番手くらいに着でした。先について上っているパーティは、左上の方のマルチを楽しんでいるようでした。
我々はノンビリ支度をして、まずはアップ。ルートがほとんどわからない(トポを見ても、あまりにもたくさんルートがあり過ぎてどれがどれだか全くわからん!)ので、適当に易しそうなところを(とは言うものの、朝一の細かいスラブは結構緊張します)一本。たまたま、レッジ上のところにビレィポイントのようなアンカーがあったので、トップロープをセットし、岡ちゃんにアップしてもらいます。岡ちゃんがアップしている時に、団体さんが訪れ、僕たちのすぐ右隣から一段上のポイントにトップロープをセットして、お客さんを登らせていたので、ガイドさんぽい方に、一本だけルート名を教えてもらいました。一つわかれば、あとは何とかなりますね。最初にアップしたのがどうやら「とんとん拍子5.8」らしい。次に「アミーゴス」?「グラシアス」?どちらかよくわかりませんが、アンダーナインでアップ。
で、ちょい早めの昼食。暖かいのでマッタリ…ウトウト。昼寝をしたいとこですが、気合いを入れて、いざ目的の南西カンテへ。
南西カンテは、既に1パーティ4名が先行しています。下の一段目は、「ホームボーイ5.8」とか言う易しめのルートから上がった。岡ちゃん完璧です。次は、何でもないバンドをひたすら南西カンテの取り付き目指して辿ります。60メートルシングルロープだったので、行けるところまで頑張りましたが、やっぱ届かず。取り付きのちょい手前で断念。と言うか、壁を回り込むため声が通らないこと、結構浮き石がたくさんあることなどから考えると、途中40~50メートルくらいのところで一端ピッチを切った方が良かったと思う。
取り付きに着くと、先行1パーティ4名のはずが、その後に2パーティいた。???よくよく考えたら、下部をカットして踏み跡を辿れば取り付きに楽々辿り着けるのでした。こっちが本来なのかな?
まぁ、ポカポカ天気だし、ノンビリ行きましょってことになりました。1p岡ちゃん。Ⅳ+くらいでしょうか。ソコソコ傾斜はありますが、ガバガバです。2p堀。Ⅲくらいかな?ほとんど岩登りはありません。草付きの藪をくぐって踏み跡を辿るだけです。浮き石を落とさぬよう歩くのが核心でしょうか。3p岡ちゃん。ビレイポイントから一段ヨッコイショッて感じで乗越して、数歩右トラバース。途中から上の灌木帯目指して直上。灌木帯に入ったところで、岡ちゃんルートがわからなくなり撃沈。一端ピッチを切り、堀口交代。別段何もなく古い残置のRCCボルトを辿ると、2軒バンドの最上部に着いた。Ⅳくらい?。どうやら、先ほどトラバースの途中から直上したが、もっと右端までトラバースするべきだったのかも知れない。
ここから最後のピッチ。正面に壁の弱点を突くコーナー状を辿っていけば樹林帯に入る。ここは岡ちゃんにガンバッてもらう。Ⅳ+くらいか?
樹林帯でロープをしまっていると結構目の前をハイカーが取り過ぎる。山頂側に振り向くと下の方に大勢のクライマーがたむろしている。ここがインナーウォールかな?
浮き石が多いこのルートを懸垂するのは気が引けるので、靴は持ってこなかったが歩いて降りることにする。しばらくは登山道を辿ったが、どうも遠回りしそうなので途中から斜面を適当に藪漕ぎながら降りていくと、取り付きに着いた。ヤマカン大当たり。南壁貴部に戻り、そろそろくらくなり始めていたので即撤収/下山。
楽しい1日を過ごせました。スミマセン。カメラをザックに入れっぱなしだったので写真なしです。
2014年12月21日日曜日
北ア 十石山 山スキー
【期間】 2014年12月19日
【形態】 山スキー
【山域】 北ア
【ルート】 十石山
【メンバー】 野高(記)、他1名
4:30白骨温泉発。大雪の後とあって入山者は無く、終始ラッセル。忠実に東尾根を辿って登行。気温は低かったが、好天で風が穏やかだったので、 それほど寒い思いをせずに頂上に立てた。
10:30頂上着。360度の大パノラマ。雪が安定していたので、頂上直下の大斜面に飛び込む。その後、 しばらく往路をそのまま滑降し、標高2200mあたりから尾根を外して南側の樹林帯を滑降。1800mあたりまで滑り降りてからトラバース気味に 往路のトレースに戻る。高度を落として最後のカラマツ林に入っても、引き続き良い雪質だった。12:30白骨温泉帰着。
2014年12月19日金曜日
八ヶ岳、撮影山行 2014/12
【期間】 2014年12月17日(水)~19日(金)
【形態】 縦走・ハイキング
【山域】 八ヶ岳赤岳鉱泉周辺
【ルート】 赤岳鉱泉~行者小屋~文三郎道下部
【メンバー】 恩田(記)
赤岳鉱泉のブログを見ると、今年は、すでに相当の積雪があるようです。撮影のロケーション充分の八ヶ岳に行くことにしました。19日の金曜日は、強い冬型のあと、久しぶりに高気圧に覆われる見込みなので、2日前から入山しました。
予定どおり、19日は無風快晴の好天になりました。夜明け前からお昼過ぎまで、文三郎道下部、行者小屋周辺、北沢で、降雪直後の白銀に覆われた、美しい八ヶ岳を堪能してきました。
【形態】 縦走・ハイキング
【山域】 八ヶ岳赤岳鉱泉周辺
【ルート】 赤岳鉱泉~行者小屋~文三郎道下部
【メンバー】 恩田(記)
赤岳鉱泉のブログを見ると、今年は、すでに相当の積雪があるようです。撮影のロケーション充分の八ヶ岳に行くことにしました。19日の金曜日は、強い冬型のあと、久しぶりに高気圧に覆われる見込みなので、2日前から入山しました。
予定どおり、19日は無風快晴の好天になりました。夜明け前からお昼過ぎまで、文三郎道下部、行者小屋周辺、北沢で、降雪直後の白銀に覆われた、美しい八ヶ岳を堪能してきました。
2014年12月15日月曜日
八ヶ岳アイス(赤岳鉱泉ベース)
【期間】 2014年12月12-13日
【形態】 アイスクライミング
【山域】 八ヶ岳
【ルート】 ジョーゴ沢(12/13)、峰の松目沢(12/14)
【メンバー】 平石(記)、目、ゲスト1名
年末に向けてのトレーニング第3弾
そして四十路忘年会となりました。
朝発で八ヶ岳in。
大雪?降るかもということで美濃戸口へ駐車。
林道はアイスバーンでチェーンないとだめみたいですね。
久しぶりにつるつるの林道を歩く。
11時くらいには赤岳鉱泉着。
目さん寒さにやられて意識混濁?ぶつぶつ言ってます。
あ、スコップ忘れたので平坦な場所をなんとかゲット。
その後、ジョーゴ沢へ
F2は大賑わい!。
岩手から7時間かけてやってきた
お兄さんが場所を空けてくれて上へ上がる。
F2を越えると風通しがとても良く、耐寒トレ。
誰もいる気配が無いが1パーティ降りてきた。
上には2パーティくらいとのことで
乙女の滝は空いているよう。
しかし、風雪&寒くて
右俣の大滝へ、少しラッセル。
去年より登りやすそうで氷も硬くて状態は良好。
バーチカル部分が短いのでリードを目さんにお願いしました。
とにかく何でもありで登ってもらう。
緩傾斜はまったく問題なし。
傾斜強くなってくると段々独り言が多くなる。
各駅停車となりましたが無事V-をリード。
頑張りました拍手!。
下にいた二人はコチコチに凍りそうだった?。
1回ずつ登って本日のトレを終了し忘年会場へ。
あったまる鍋とお酒で盛り上がりました。
2日目
夜は降雪。
朝、前日と違い風がなくしんしんと雪が降っている。
予定とおり峰の松目沢へ。
鉱泉から降りて行って大小込みで5個目の橋(15~20分くらい)の鉱泉側に
トレースがあり1つ目の沢を見送って小尾根を越えるとまた沢地形になる。
あんまり先に進まないうちに荷物をデポ。
さらにその沢を遡行する。
顕著な二股がでてくるが右へ。
F1はほとんど雪の斜面で
最後の傾斜の強いところだけ顔を出している。
F2はまともな氷。
二人はロープがあったほうが良いので
平石が先にあがる、短いので中間支点は不要でした。IV-かな。
その上から天気が悪くなり風雪。
先行Pが見える、結構急な沢といった感じ。
しかし、雪が多い。。
小滝を3つくらい登ったところで
色々考えてF2で練習することにして懸垂で降りる。
この沢も降雪が多くなる前がよいですね。
もうおしまいかな?
F2にトップロープをはったり
リードしたり、ムーブの確認したり色々と各自確認トレ。
14時半くらいに下山開始し16時半美濃戸口。
相変わらず林道はつるつる。
途中、目さんの知り合いのガイドさんと会話して
黄連谷は今シーズンはもう×じゃないかと、
三峰川岳沢もラッセル多そうだし
丹渓山荘に幕張ってベースにして周辺の氷とかが
年末は良いのではとのこと。
もみの湯で冷え切った体を温めて帰京、東京も寒かったみたいですね。
(中央高速はガラガラ)
※参考その1
峰の松目の入り口の橋
※参考その2
最近スマホを買い替えました。
Galaxy S5 active
米軍規格に準拠しているとのこと。
ザックの雨蓋に入れておいたのですが
かなり寒かったはずですが
まったく問題なく使用できました。
ハーネスに着けていた
スントベクターはError表示になってしまいました。
【形態】 アイスクライミング
【山域】 八ヶ岳
【ルート】 ジョーゴ沢(12/13)、峰の松目沢(12/14)
【メンバー】 平石(記)、目、ゲスト1名
年末に向けてのトレーニング第3弾
そして四十路忘年会となりました。
朝発で八ヶ岳in。
大雪?降るかもということで美濃戸口へ駐車。
林道はアイスバーンでチェーンないとだめみたいですね。
久しぶりにつるつるの林道を歩く。
11時くらいには赤岳鉱泉着。
目さん寒さにやられて意識混濁?ぶつぶつ言ってます。
あ、スコップ忘れたので平坦な場所をなんとかゲット。
その後、ジョーゴ沢へ
F2は大賑わい!。
岩手から7時間かけてやってきた
お兄さんが場所を空けてくれて上へ上がる。
F2を越えると風通しがとても良く、耐寒トレ。
誰もいる気配が無いが1パーティ降りてきた。
上には2パーティくらいとのことで
乙女の滝は空いているよう。
しかし、風雪&寒くて
右俣の大滝へ、少しラッセル。
去年より登りやすそうで氷も硬くて状態は良好。
バーチカル部分が短いのでリードを目さんにお願いしました。
とにかく何でもありで登ってもらう。
緩傾斜はまったく問題なし。
傾斜強くなってくると段々独り言が多くなる。
各駅停車となりましたが無事V-をリード。
頑張りました拍手!。
下にいた二人はコチコチに凍りそうだった?。
1回ずつ登って本日のトレを終了し忘年会場へ。
あったまる鍋とお酒で盛り上がりました。
2日目
夜は降雪。
朝、前日と違い風がなくしんしんと雪が降っている。
予定とおり峰の松目沢へ。
トレースがあり1つ目の沢を見送って小尾根を越えるとまた沢地形になる。
あんまり先に進まないうちに荷物をデポ。
さらにその沢を遡行する。
顕著な二股がでてくるが右へ。
F1はほとんど雪の斜面で
最後の傾斜の強いところだけ顔を出している。
F2はまともな氷。
二人はロープがあったほうが良いので
平石が先にあがる、短いので中間支点は不要でした。IV-かな。
その上から天気が悪くなり風雪。
先行Pが見える、結構急な沢といった感じ。
しかし、雪が多い。。
小滝を3つくらい登ったところで
色々考えてF2で練習することにして懸垂で降りる。
この沢も降雪が多くなる前がよいですね。
もうおしまいかな?
F2にトップロープをはったり
リードしたり、ムーブの確認したり色々と各自確認トレ。
14時半くらいに下山開始し16時半美濃戸口。
相変わらず林道はつるつる。
途中、目さんの知り合いのガイドさんと会話して
黄連谷は今シーズンはもう×じゃないかと、
三峰川岳沢もラッセル多そうだし
丹渓山荘に幕張ってベースにして周辺の氷とかが
年末は良いのではとのこと。
もみの湯で冷え切った体を温めて帰京、東京も寒かったみたいですね。
(中央高速はガラガラ)
※参考その1
峰の松目の入り口の橋
美濃戸側からだと渡って左へ進む。 |
※参考その2
最近スマホを買い替えました。
Galaxy S5 active
米軍規格に準拠しているとのこと。
ザックの雨蓋に入れておいたのですが
かなり寒かったはずですが
まったく問題なく使用できました。
ハーネスに着けていた
スントベクターはError表示になってしまいました。
2014年12月9日火曜日
二子山中央稜
二子山中央稜
【期間】2014年12月6日(土)
【形態】マルチピッチ
【山域】奥秩父
【ルート】二子山中央稜
【メンバー】堀口、岡田(記)
今季、最後のトライになりそう?!な模様です。
ラッキーでした本日。
染み出しが心配とのことでしたが、
とりあえず現場に行くことになりました!
(過去の雨量を調べるとそれほど降っていないようでしたが・・・・デジタルでは・・・)
【期間】2014年12月6日(土)
【形態】マルチピッチ
【山域】奥秩父
【ルート】二子山中央稜
【メンバー】堀口、岡田(記)
今季、最後のトライになりそう?!な模様です。
ラッキーでした本日。
染み出しが心配とのことでしたが、
とりあえず現場に行くことになりました!
(過去の雨量を調べるとそれほど降っていないようでしたが・・・・デジタルでは・・・)
1P:Ⅲ、Ⅳ+(岡田)トラバースしてテラスがビレイ点。
2P:Ⅴ-(堀口)狭いリッジがビレイ点。
3P:Ⅴ+(岡田)スリングで岩(穴)から支点をとる。大テラスで寒風にさらされながらお昼。
4P:Ⅳ+(堀口)S字につめた。
5P:Ⅴ-、Ⅲ、Ⅳ(岡田)浮石に注意する。左によって木をたよりに進む。
6P:Ⅱ(堀口)最後のつめ。
股峠から下山。(約4時間)
岩ポケットには木曜日に降ったと思われる粉雪がっていました。
有名な染みだしは、登はんルート上にはなかったです。
しかし、立派な染みだし1箇所あり(つるつるに凍っていました)。
ホッカイロをチョークバックに忍ばせましたが、期待した効果はなかったです。
下部はほぼ日陰で、手が凍えて感覚が薄らぐので、
息をかけながら、かけながらの登はんになりました。
(軽く・・・・耐寒訓練のような?!)
雪雲が強風にのって・・・お昼頃には風花でした。
山頂からは花曇りでしたが、360°山並みが見渡せました。
本日のコンディションで完登できたのはよかったです。
ありがとうございました。
2014年12月7日日曜日
八ヶ岳・広河原沢左俣
【期間】 2014年12月06日
【形態】 アイスクライミング
【山域】 八ヶ岳
【ルート】 広河原沢左俣
【メンバー】 平石(記)、目
先週よりぐっと冷え込んだ
八ヶ岳・東面へ行って来ました。
道の駅こぶちさわは山屋さんで賑わう午前1時、2時まで酒盛り。
6時ころ起床。
舟山十字路には車は10台未満で大盛況といった感じではない。
駐車した隣の車の人たちは先週の裏同心の我々の前のパーティの人たちで
世間は狭いねぇといった会話頂きました、
二俣泊でクリスマスルンゼ、翌日左俣とのこと。
舟山十字路に着く前に
そういえば昨年、二俣を何時に出たか調べたら
7時半ころだった。。あれ?出遅れた??。
本日の出発7時半。
天気は小雪が降っている、終日振ったりやんだり。
出遅れましたが、日帰り装備なので先行さんをどんどん抜く。
二俣には50分くらいで到着した。
休憩後出発、後続に左俣日帰りの2人組1Pのみ。
左俣F1までトレースが途中で消えてちょっと右往左往したが
無事到着して登攀準備。ということで1番乗り。
F1は凍っているがお釜が出ていて取り付けないよ。
一瞬、敗退し転進しようかと思ったけど
上に行けばなんとか行けるんじゃないかと思いまして小さく巻くことに。
割と軽い気持ちで薄い氷柱状態の側壁を登ろうとしたら
いきなり引っ掛けたアックスとちょいがけした足場が欠けて
目さんのスポットのお世話になりました、ナイススポットでした。
今度、御岳ボルダー行きましょ。
しきりなおしでまじめに10Mくらいのぼり懸垂して巻き終了。
最近、懸垂の準備は目さんにお任せしております。
さて、この先は踏み抜き要注意状態です。
水流の音がよーく聞こえます。
新雪が乗っかっているのでトラップ状態。
平らなところは×。
最初に出てくる5M滝は登れる状態なので
大丈夫という判断でどんどんあがっていく。
次々にでてくる小滝は
昨年よりも露出が多いが週中に降った雪が乗っかって
先頭は雪を払いながらと登りにくい。
下の大滝の手前の巻きは、左のルンゼを登って右へトラバース、前回よりあっさり。
さて、15M滝は、目さんにリードしてもらうが1ピン後の
ちょいと傾斜が強い部分で敗退し平石にバトンタッチ。
後続のお二人にお待たせしてしまった。
その後の急傾斜の巻きが意外と悪い。
雪が深くなり。膝から俣下のラッセル。
しかし雪が軽いので負担は少ない。
前回、御小屋尾根に抜けたところから上の大滝(10M)を見る。
まだ発達途中だけど遠めで登れる状態かと。
時計を見る、14時10分→どうする?→ちょっと見に行ってみる→登りたくなる→登るよー。
疲れていたので空身で登りました、一瞬バーチカル。
急に凍った感じの氷でもろい、スクリューが効いてないような。
左手首が故障中なのでサポーターを巻いているため
血行がよくないのかパンプ&手の冷えが早い、シャッフル多目で登る。
フォローの目さん、でかい独り言しゃべりながら登ってきました、ガンバでした。
手を上げすぎたままで登ってきたので血流が戻る痛みで
動けなくなった目さんをみて爆笑してしまいました。。失礼。
セカンドでも手を下げてシャッフルしないとね。寒いときは特に。
ロープをしまったところで15時30分。
明るいうちに御小屋尾根へ抜けるべく左の斜面を適当にすすむ。
樹木のトンネルを掻き分け、最後はハイマツの上に乗った
雪の上を泳ぐようにして(地面には足ついてません)御小屋のトレースとご対面。
16時ちょいすぎ。
とりあえずここで完登の握手。
御小屋下降、降りのスペシャリスト目さんについていくのがつらい。
初雪状態なので見えない岩ころがアイゼンにひっかかり足首がもうぐにゃぐにゃ。
雪がのった樹木の枝が平石のサイズより低くイライラ。
目さんは背が低いのでスルー。とりあえずアイゼン脱いで足元は快適に。
街の灯りが見えてきてホッとするのは都会人かな。
舟山十字路着18時30分、11時間行動でした。
今回の反省点は
出発時間と荷揚げの手順、と予想外の懸垂。。
油断大敵です。
黄連に向けてのトレ2週目としては
体力的には問題ないかなといった感じ。
その他諸々検討すべきこともあり、よい山行でした。
後半は寒くてカメラ動作せず。
-10度以下だったと思います。
【形態】 アイスクライミング
【山域】 八ヶ岳
【ルート】 広河原沢左俣
【メンバー】 平石(記)、目
先週よりぐっと冷え込んだ
八ヶ岳・東面へ行って来ました。
道の駅こぶちさわは山屋さんで賑わう午前1時、2時まで酒盛り。
6時ころ起床。
舟山十字路には車は10台未満で大盛況といった感じではない。
駐車した隣の車の人たちは先週の裏同心の我々の前のパーティの人たちで
世間は狭いねぇといった会話頂きました、
二俣泊でクリスマスルンゼ、翌日左俣とのこと。
舟山十字路に着く前に
そういえば昨年、二俣を何時に出たか調べたら
7時半ころだった。。あれ?出遅れた??。
本日の出発7時半。
天気は小雪が降っている、終日振ったりやんだり。
出遅れましたが、日帰り装備なので先行さんをどんどん抜く。
二俣には50分くらいで到着した。
休憩後出発、後続に左俣日帰りの2人組1Pのみ。
左俣F1までトレースが途中で消えてちょっと右往左往したが
無事到着して登攀準備。ということで1番乗り。
F1は凍っているがお釜が出ていて取り付けないよ。
一瞬、敗退し転進しようかと思ったけど
上に行けばなんとか行けるんじゃないかと思いまして小さく巻くことに。
割と軽い気持ちで薄い氷柱状態の側壁を登ろうとしたら
いきなり引っ掛けたアックスとちょいがけした足場が欠けて
目さんのスポットのお世話になりました、ナイススポットでした。
今度、御岳ボルダー行きましょ。
しきりなおしでまじめに10Mくらいのぼり懸垂して巻き終了。
最近、懸垂の準備は目さんにお任せしております。
さて、この先は踏み抜き要注意状態です。
水流の音がよーく聞こえます。
新雪が乗っかっているのでトラップ状態。
平らなところは×。
最初に出てくる5M滝は登れる状態なので
大丈夫という判断でどんどんあがっていく。
次々にでてくる小滝は
昨年よりも露出が多いが週中に降った雪が乗っかって
先頭は雪を払いながらと登りにくい。
下の大滝の手前の巻きは、左のルンゼを登って右へトラバース、前回よりあっさり。
さて、15M滝は、目さんにリードしてもらうが1ピン後の
ちょいと傾斜が強い部分で敗退し平石にバトンタッチ。
後続のお二人にお待たせしてしまった。
その後の急傾斜の巻きが意外と悪い。
雪が深くなり。膝から俣下のラッセル。
しかし雪が軽いので負担は少ない。
前回、御小屋尾根に抜けたところから上の大滝(10M)を見る。
まだ発達途中だけど遠めで登れる状態かと。
時計を見る、14時10分→どうする?→ちょっと見に行ってみる→登りたくなる→登るよー。
疲れていたので空身で登りました、一瞬バーチカル。
急に凍った感じの氷でもろい、スクリューが効いてないような。
左手首が故障中なのでサポーターを巻いているため
血行がよくないのかパンプ&手の冷えが早い、シャッフル多目で登る。
フォローの目さん、でかい独り言しゃべりながら登ってきました、ガンバでした。
手を上げすぎたままで登ってきたので血流が戻る痛みで
動けなくなった目さんをみて爆笑してしまいました。。失礼。
セカンドでも手を下げてシャッフルしないとね。寒いときは特に。
ロープをしまったところで15時30分。
明るいうちに御小屋尾根へ抜けるべく左の斜面を適当にすすむ。
樹木のトンネルを掻き分け、最後はハイマツの上に乗った
雪の上を泳ぐようにして(地面には足ついてません)御小屋のトレースとご対面。
16時ちょいすぎ。
とりあえずここで完登の握手。
御小屋下降、降りのスペシャリスト目さんについていくのがつらい。
初雪状態なので見えない岩ころがアイゼンにひっかかり足首がもうぐにゃぐにゃ。
雪がのった樹木の枝が平石のサイズより低くイライラ。
目さんは背が低いのでスルー。とりあえずアイゼン脱いで足元は快適に。
街の灯りが見えてきてホッとするのは都会人かな。
舟山十字路着18時30分、11時間行動でした。
今回の反省点は
出発時間と荷揚げの手順、と予想外の懸垂。。
油断大敵です。
黄連に向けてのトレ2週目としては
体力的には問題ないかなといった感じ。
その他諸々検討すべきこともあり、よい山行でした。
後半は寒くてカメラ動作せず。
-10度以下だったと思います。
2014年12月1日月曜日
裏同心ルンゼ 2014
【期間】 2014年11月30日
【形態】 アイスクライミング
【山域】 八ヶ岳
【ルート】 裏同心ルンゼ
【メンバー】 平石(記)、目、ゲスト1名
鉱泉のブログ等で結氷している情報あり、
早速出掛けてみました。
土曜夜発、暖かいのでテントで宴会。
宴会時間 > 睡眠時間となってしまいました。。毎度毎度~。
まったく雪の無い登山道を鉱泉まで、
アイスキャンディは無残な姿。
完全に出遅れたのですが、F1にはほぼどんぴしゃで
最後尾が上り始めようとしているところ、聞けば1時間半待ったとのこと。
上には10P以上いるみたい?
ということでほぼ待ち時間なく
クライムオン!。
本日のトップは目さんです。
ペツルの軽いスクリューを買ってきて気合が入ります?
F1安定した登りです。
スクリュー1本入れ、途中のペツルで支点とり無事到着。
氷はやわらかく登りやすい。
F2もするすると登っていきます。
支点は3本セット。
F3、短いちょっと傾斜強くなってきたけど
まったく問題なく。スクリュー2本。
F4、皆で一気に登る。
そしてラストF5、陽があたり氷が白くてぐずぐず。
しかし、まったく問題ない登りで、3本セット。
ということで祝!オールリードで完登です、
目さん、おめでとうございます。
もう「フォロワー」とか「永遠のセカンド」とか言いません。
次は吾妻の大滝(F1)、その前に小さめのバーチカルかな?
※目、続報です
今季、初氷に行ってきました
ここ最近、暖かな日が続いていたので、氷が心配でしたが、さすが八ヶ岳。
氷、ありました。
F1までのアプローチと大同心稜から鉱泉への下山路が雪が少なく歩きにくかったです
今年は、裏同心を全部リードさせていただきました。
氷はボコボコで足場が豊富、氷の高さもそれほどなく、本日の最後尾Pだったこともあり、落ちついて登ることができました。
しかし、スクリューを自分で打っていくというのは、疲れます。下山後はヨレヨレでした。
それでも、アイスのリードの楽しさを味わえた貴重な一日となりました
平石さん、いろいろとご指導いただきありがとうございました
今回は暖かすぎて、耐寒訓練にならなかったので、年末に向け、次週以降は、耐寒訓練、歩荷トレをしていきたいと思います
以下、メモ
・晴れ、風は穏やか。鉱泉到着時の気温 9℃、とても暖かい。夕方は4℃くらい
・北沢から見える大同心大滝は細めだが氷結していた
・鉱泉出発後、裏同心沢の入口を間違え、大同心沢へ入り、平石さんから指摘。裏同心は、もうひとつ先
・F1までは、雪が少なく、沢ぞいの石の上を歩く
・F1とりつきでアイゼン装着
・氷が柔らかく、思い切り打ち込みすぎて抜くのに苦労した
・スクリューを打つ場所を決めてから登ったが、実際登りだすと、決めた位置がわからなくなり、下を見て、現在地を確認しながら打った。
・スクリューを打つポイントを平石さんに下から教えていただいたが、イマイチ、どういうところがいいのかつかめなかった
・スクリュー左打ちは、難しい。右も、いい位置に体をもっていかないと入れにくい
・岩を使ったビレー点構築がスムーズにできなかった
・アックスの振り方の練習が必要。特に左は、氷の固いところでは何度も跳ね返された
・裏同心の終了点から大同心稜に抜け、鉱泉に下山。途中でアイゼン外す
・夕暮れの鉱泉を出発、途中からヘッ電
・モミの湯で温まり、渋滞なしで帰京
・カメラ壊れて写真なし
・服装:冬用ヤッケ、カッパスボン、ファイントラックメッシュ長袖(ヒートテック長袖は暑く、汗が冷たく感じたので鉱泉で着替えた)、アイスブレーカー260、冬タイツ、冬ズボン、鉱泉からカッパズボン、手袋冬用は暑かった
・忘れ物:サングラス、流れ止め
【形態】 アイスクライミング
【山域】 八ヶ岳
【ルート】 裏同心ルンゼ
【メンバー】 平石(記)、目、ゲスト1名
鉱泉のブログ等で結氷している情報あり、
早速出掛けてみました。
土曜夜発、暖かいのでテントで宴会。
宴会時間 > 睡眠時間となってしまいました。。毎度毎度~。
まったく雪の無い登山道を鉱泉まで、
アイスキャンディは無残な姿。
完全に出遅れたのですが、F1にはほぼどんぴしゃで
最後尾が上り始めようとしているところ、聞けば1時間半待ったとのこと。
上には10P以上いるみたい?
ということでほぼ待ち時間なく
クライムオン!。
本日のトップは目さんです。
ペツルの軽いスクリューを買ってきて気合が入ります?
F1安定した登りです。
スクリュー1本入れ、途中のペツルで支点とり無事到着。
氷はやわらかく登りやすい。
F2もするすると登っていきます。
支点は3本セット。
F3、短いちょっと傾斜強くなってきたけど
まったく問題なく。スクリュー2本。
F4、皆で一気に登る。
しかし、まったく問題ない登りで、3本セット。
ということで祝!オールリードで完登です、
目さん、おめでとうございます。
もう「フォロワー」とか「永遠のセカンド」とか言いません。
次は吾妻の大滝(F1)、その前に小さめのバーチカルかな?
※目、続報です
今季、初氷に行ってきました
ここ最近、暖かな日が続いていたので、氷が心配でしたが、さすが八ヶ岳。
氷、ありました。
F1までのアプローチと大同心稜から鉱泉への下山路が雪が少なく歩きにくかったです
今年は、裏同心を全部リードさせていただきました。
氷はボコボコで足場が豊富、氷の高さもそれほどなく、本日の最後尾Pだったこともあり、落ちついて登ることができました。
しかし、スクリューを自分で打っていくというのは、疲れます。下山後はヨレヨレでした。
それでも、アイスのリードの楽しさを味わえた貴重な一日となりました
平石さん、いろいろとご指導いただきありがとうございました
今回は暖かすぎて、耐寒訓練にならなかったので、年末に向け、次週以降は、耐寒訓練、歩荷トレをしていきたいと思います
以下、メモ
・晴れ、風は穏やか。鉱泉到着時の気温 9℃、とても暖かい。夕方は4℃くらい
・北沢から見える大同心大滝は細めだが氷結していた
・鉱泉出発後、裏同心沢の入口を間違え、大同心沢へ入り、平石さんから指摘。裏同心は、もうひとつ先
・F1までは、雪が少なく、沢ぞいの石の上を歩く
・F1とりつきでアイゼン装着
・氷が柔らかく、思い切り打ち込みすぎて抜くのに苦労した
・スクリューを打つ場所を決めてから登ったが、実際登りだすと、決めた位置がわからなくなり、下を見て、現在地を確認しながら打った。
・スクリューを打つポイントを平石さんに下から教えていただいたが、イマイチ、どういうところがいいのかつかめなかった
・スクリュー左打ちは、難しい。右も、いい位置に体をもっていかないと入れにくい
・岩を使ったビレー点構築がスムーズにできなかった
・アックスの振り方の練習が必要。特に左は、氷の固いところでは何度も跳ね返された
・裏同心の終了点から大同心稜に抜け、鉱泉に下山。途中でアイゼン外す
・夕暮れの鉱泉を出発、途中からヘッ電
・モミの湯で温まり、渋滞なしで帰京
・カメラ壊れて写真なし
・服装:冬用ヤッケ、カッパスボン、ファイントラックメッシュ長袖(ヒートテック長袖は暑く、汗が冷たく感じたので鉱泉で着替えた)、アイスブレーカー260、冬タイツ、冬ズボン、鉱泉からカッパズボン、手袋冬用は暑かった
・忘れ物:サングラス、流れ止め
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