2013年9月23日月曜日

秋分の北穂東稜

【期間】   2013年9月22日
【形態】   岩稜歩き
【山域】   穂高連峰
【ルート】  北穂東稜
【メンバー】 平石(記)、岡田

坐骨神経痛が良くなってきたので
ちょっとリハビリ?で大人しめ癒し系な涸沢へ行ってきました。
ついでに北穂東稜。
そんな山行に岡田さんが一緒に行ってくれました。

屏風の耳から涸沢


9/20(金) 新宿22:30発(渋滞のため22:50発)
三連休前夜、中央高速は車の量が多い。
市営第二駐車場は混雑。テントを設営し仮眠するがひっきりなしに車がやってきて
うとうとするのみ、5時半過ぎには係員にテントを片付けてと指摘される混み具合。
満車とのことでした。

ここ1か月ほど週末は天候不良でやっと天気を約束された三連休ということでしょう。

9/21(土)
今回は2名なのでバスで上高地かなと思い新しい沢渡のバスターミナルに行ってみる。
近くには整備された第三駐車場。


さわんどバスターミナル

バスターミナルは上高地のバスターミナルっぽい作りできれいです。

バスの人はここで自然保護の講習を受けて上高地に向かうとのことですが
(他のバス停で乗った人もここで一度降ろされる)
三連休は免除?とのこと(岡田さんが事前に情報収集)

しかし、バスには乗らず券売機の前にいたご夫婦にお声掛けしてタクシーで上高地in。
タクシーの運転手さんが23日は午後はバス、タクシーともに1~2時間まちだよと
アドバイスをもらう。

上高地は今までに見たことないくらいな人人人人人人。
こりゃぁ涸沢の幕場は満員御礼かなぁと気になりながら出発。
当然、道も混雑。明神までは寝不足なのでアイドリング状態。
全然体が暖まらないので徳沢までは割と早めの歩行で1000人くらい抜いた(ウソ)

さて、我々は人気を避けて新村橋を渡りパノラマコースへ。
中畠新道の分岐で奥又白池への道のりを岡田さんに説明。

中畠新道の分岐

もうちょいで屏風のコル


ここから屏風のコルまでが快晴の為、暑くて日陰も少なく消耗する。
でも10人くらいは抜いた(ホントです)

屏風のコルで後から来たご夫婦に屏風の耳に行ってはじめてパノラマコースとのことで
空身で行ってみることに。しばらくすると視界が広がり
雲一つない秋晴れの空の下、槍から穂高連峰、常念、蝶のパノラマ。
と久しぶりに山歩きっていいなぁと思った次第。

屏風の耳から


コルからはほぼ下り、途中から涸沢の幕場の状況をみるとかなりの数。。
涸沢に到着してヒュッテの近いところにエアライズ3がぎりぎり収まるスペースを見つけて
さっさと設営し、岡田さんのご希望でヒュッテで生ビール。
うまいんだけど15時過ぎに涸沢は陰るので寒い、、
テントに戻り各々酒飲んだりストレッチしたり昼寝したり。
そのまま夕飯に突入して、8時に寝る。
寝不足だったのでぐっすり良く眠れた。
(夏用シュラフにカバーと持ってきた防寒着を着込めば常夏)

9/22(日)
3時起床、4時半出発。
北穂南稜への道はヘッドライトの列が、皆さんお早い出発。

しかし、東稜へ行くパーティは明るくなってから確認で先行1パーティのみ。
ん、ヘルメットぶら下げているひと被っている人が多かったのですが
どうやら最近、北アの一般登山道もヘルメットを被るように啓蒙?をしているようです。

ということで我々は2番手、後続は6人くらいのパーティ?。

ルンゼの詰め

前日の疲れはあったが調子よくコルまで上がる。
ここから先はルンルン稜線漫歩。
前穂北尾根

ゴジラの背で先行パーティがロープを出して通過しているところに到着。
30分くらい待って岡田さんトップでロープワークの復習。
懸垂のセットも復習。
(いずれも何が悪かったかは指摘済み。)

ゴジラの背、分かりにくいですね。。

懸垂


懸垂はロープが30Mだったのでぴったりでした。。
(私の勘違いでロープの長さが40Mと思っていました、反省。)

北穂小屋までの急登を登り切り完登の握手。
以上終了。みじかい。。

小屋のテラスでしばし休憩、大キレットからあがってくる
人たちの半分はヘルメット被ってましたね。

北穂頂上から

我々は穂高山荘まで行こうと思いましたが
混んでるのでモチベーションあがらず、、
徳沢の草地でビールを飲むことに決定。

涸沢で1時間休憩して快調に飛ばして横尾、徳沢。
屏風を登っているパーティを見つけました。

明るいうちに到着した徳沢はカラフルなテントがたくさん張ってあり
草地の平らな場所を確保してビールにありつきました。

9/23(月)
4時起床6時発。

7:40分発のさわんど行きのバスへ乗り込み
8時過ぎに駐車場着。
お風呂入って10時に東京へ向けて出発
15:40すぎに新宿着でした。。

毎日行動後はストレッチなどして腰まわりの筋肉をほぐし、
湿布を貼ってメンテナンスを十分に行い、コルセットで保護。
まだ本調子ではないですがだいぶほぐれてきた感じ。





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