春の八ヶ岳南沢小滝・大滝

【期間】 2013年3月17日

【形態】 アイスクライミング

【山域】八ヶ岳

【ルート】南沢小滝・大滝

【メンバー】平石(記)、目、岡田、ゲスト1名

春のアイスに行ってきました。

もう八ヶ岳だけですね、アプローチ至近の南沢へ。

入会した岡田さん、いきなりノーテンで大滝の強点をTRで完登！

目姉さんも問題なくフォローで登ってくれました。

あと、もうちょい！ガンバ！

平石のジム友のTさんを乗せて明大前、そして美濃戸口の仮眠所へ

1階は宴会の後で散らかっている。。

2階はほぼ満員だが、片付けして強引に寝床を確保して

入山祝い～。

岡田さんのおかげで寝坊せず一応定刻とおりに起床？

さて、林道はツルツル情報を持っていたのと先週の脱輪の思い出が

あったのであっさり歩き！

相次いで2台の車が入って行きましたが

川原に下りる手前で2台とも立ち往生。。

歩き強し！。

と50分くらいで美濃戸。

南沢の登山道もツルツル地帯がいっぱいあり

ズルッといっちゃうところ多々あります。

迂回路は特に～。

意外と早く南沢の入り口へ到着。

ちょい目姉さんが調子悪げ。

小滝へ行って見ると

どんぐりのご一行様が、面子は先週と一緒？（ブログ情報）

お好きですね～。

小滝、右のパーティーが連射登りのどんぐりの皆様。若い！

若いのでガンガン登っている横で

シックに登るのが雪標流？

各自2本アップ。

岡田さんが大滝への移動希望が出たので

一同転進。

ぅおー、混んでる。。

追いかけてきた「どんぐり」前西くんに、どこ登るとお声がけ。

「右端行きます」と、あらー、残り物は滝の強点しか残ってない。。

平石リード＆目フォローで突入。

実は平石はあんまり体調良くない。。

でも、登り始めたらそんなことは言ってられない

狙ったラインはびしょびしょシャワークライム

そいつをよけるにはこの滝のバーチカルが一番長い強点を

直登するのみ、気合を入れて登りました。

パンプしたけど柔らかい氷だったので

落ち着いて登れたのです、1月に登ってるしね。

落ち口を抜けると右となりのパーティの方から

カッコよかったとお褒めの言葉を頂戴しました。

応援ありがとうございました！

でも、ぐったり疲れたのです。。

本日調子の悪い目姉さん、

何気にあっさりフォローで登って来ましたが

もうお腹いっぱいだったみたいです。

その後はビレイに徹してました。

でもそのビレイっぷりが安心。

結び目の切り替えとかも問題なしですね。

TRにして懸垂で降りて

各自2本登る。

盛況の、南沢大滝

特筆すべきは

入会した岡田さんがノーテンでいきなり

南沢大滝をTRながら完登。

2本目はさらに安定した登りでした。

時より身体を引き付けたままフリーズするのですが

後で聞いたらレストしていたようです。。

ジム友のTさんも

スピードクライムで力強く登っていました。

流石だあぁ。

と気づいたら

我々だけになっていたのです。

貸切の回収便

疲れた身体に鞭打って

1時間半程度で美濃戸口へ下山。

300円になっている

もみの湯でお風呂を頂き帰京。

アイス〆！

でもまだ登れますよ！。

☆目の感想・メモ

【成果】　小滝　tr各2本、大滝　tr各2本　目1本

　今シーズンのアイス締めということで、南沢大滝に行ってきました
　前日がとても暖かかったので結氷状態が心配でしたが、小滝は問題なし。大滝は半分から上がビショビショ～。午後、日が当たってきてからは、もっとビッチョビチョ～だったようです。
　目は、小滝TR2本、大滝TR1本で終了しておきました

　今シーズンのおさらいということで、大滝では、教わったことを思いだしながらのぼる。
　落ち口に近づくにつれてバーチカルになってくるが、氷がぬれているので、アックスも足もよく決まる。しかし、休憩する場所がないので、苦しい。ヒーヒーいってたら、すぐ隣のルートから「ガンバ、たいへんそうだね」とどんぐりの前西君。返事する余裕なんてありません。
　だいぶ時間をかけてトップアウト。寒い中平石さんを長時間待たせてしまった。
　懸垂下降し、Tさん、岡田さんにTRで2本登ってもらう。Tさん、ものすごい勢いで、トップアウト。岡田さんも、アイス歴浅いのにトップアウト。凄すぎる。来シーズンがとても楽しみ。

　今シーズンは、持久力系のアイスに挑戦でき、良い経験となった。おかげで、氷の上をアイゼンで歩くことが前ほど怖くなくなった。
　アックスとアイゼンを貸してくださり、いろいろとアドバイスをしてくださった平石さんに感謝です
　来シーズン、やさしめなアイスに行くときは、ぜひよろしくお願いします

【来シーズン用メモ】
足をよくみて、置き場所を確認して、内股っぽく置いてねじこむ。と同時に腰を氷にくっつけるようにしながら立ちこむ。
スクリューは回収したら、穴の中の氷をはたきおとして、ハーネスにしまう。