【期間】2015年7月20日(月)
【形態】沢登り
【山域】奥多摩
【ルート】巳ノ戸谷
【メンバー】堀口(記)、細川、岡田、他2名
結果は、数年前のYさんの滑落&怪我による
敗退に続き今回もゲリラ雷雨による濁流
敗退に続き今回もゲリラ雷雨による濁流
により、またまた敗退となりました。
細川さんから16日㈭深夜のメールで
17日金曜日のお誘いをいただきましたが、
さすがに今日は無理だけど、
20日の月曜日ならどこか行きたい旨の返信をしたところ、20日は巳ノ戸谷の計画があるので×とのお返事。それならば、巳ノ戸谷の計画に便乗しちゃおうかなって事で、岡ちゃんを誘い、同行することにしました。
17日金曜日のお誘いをいただきましたが、
さすがに今日は無理だけど、
20日の月曜日ならどこか行きたい旨の返信をしたところ、20日は巳ノ戸谷の計画があるので×とのお返事。それならば、巳ノ戸谷の計画に便乗しちゃおうかなって事で、岡ちゃんを誘い、同行することにしました。
20日㈪10時に八丁橋待ち合わせ。10時半頃発。歩き出して15分程度で、巳ノ戸谷へ
の下り口着。この林道は、八丁橋からわずか先で通行止め。以前は終点まで行けたため、
小雲取谷や大雲取谷にも行きやすかったが、さすがに八丁橋からのアプローチでは、行
く気がしない。でも、巳ノ戸谷までならばアプローチとしては全く問題ないことが良く
わかった。
道すがら、林道から本流をのぞき込むが、台風と昨日の雷雨のためか相当水量が多い。
こりゃ先が思いやられると覚悟して降りて行くと、予想どおり、巳ノ戸谷の出会いでは、
とても本流を徒渉して巳ノ戸谷に入渓できそうにない。ふと、上流を見るとまるで是非
ここをお通り下さいとばかりに、直径が1メートル以上もあるような倒木が本流に架かっている。
当然ありがたく利用させていただき、難なく本流を横断し巳ノ戸谷に入ることができた。
巳ノ戸谷自体は、水量は多いものの、十分遡行を楽しめる程度。最初の15㍍滝は無理
せず左岸の巻き道を辿る。「忌山の悪場」は、どこから始まりどこで終わるのか、未だに良
くわからないが、恐らく沢がゴルジュっぽくなった辺りからがそうだと思う。「忌山の悪場」の
終盤辺りでちょっとした大滝を直答せず、左から入ってくる小さな枝沢を利用し巻く。
一応フィックスをセット。
終盤辺りでちょっとした大滝を直答せず、左から入ってくる小さな枝沢を利用し巻く。
一応フィックスをセット。
巻き終わった辺りで降り口を探していると、突然の雨。徐々に降りが強まってくる。
全員が懸垂で本流に降り着いた頃には土砂降り状態。12時。こりゃヤバいと言うことで、
即 前進は断念することにし、退却を決める。が、ロープは既に回収済み。小滝を一段降り、
対岸に渡ったところからすぐ上の台地状へ登り返す事とするが、濁流はいよいよ強さを増し、
最後の二人が渡渉する頃にはロープをフィックスしなければ怖くて渡れないほどになってしまった。
即 前進は断念することにし、退却を決める。が、ロープは既に回収済み。小滝を一段降り、
対岸に渡ったところからすぐ上の台地状へ登り返す事とするが、濁流はいよいよ強さを増し、
最後の二人が渡渉する頃にはロープをフィックスしなければ怖くて渡れないほどになってしまった。
全員安全地帯に着いた頃には、ほぼゲリラ雷雨状態。雷が近い。幸いここは沢の中。
落ちることはあるまいと余裕こいてお天気待ち。滝は土砂の泥流&濁流状態。降りるに降
りられず、沢の水の透明度が増すまで待つことに。結局2時間ほど待ち、14時下降開始。
16時。懸垂を交えながらも、本流(日原川)出会いまでは難なく辿り着く。
んがぁ、ここからが問題だった。さすがに本流は、そうそう簡単に水は引かない。
とても対岸まで渡渉など出来そうにない。
んがぁ、ここからが問題だった。さすがに本流は、そうそう簡単に水は引かない。
とても対岸まで渡渉など出来そうにない。
来たときと同じく倒木を利用して対岸へ行くしかないが、あまりにも水量が多く、対岸に着いてから、登り口までのヘツリがかなり厳しそう。ルートを見いだそうと、ここでも1時間ほどあーでもない、
こーでもないと作戦会議。いろいろな方法を考えたが、最終的には一番シンプルな方法、
倒木で対岸に渡り、ハーケンベタ打ちのヘツリでロープフィックスというシナリオに落ち着く。
16:45スタートで、細川君にフィックスして貰い、全員無事対岸の登り口に辿り着くことが出来た。
見た目より、ヘツリはフリクションも良く効き、フィックスロープもあったせいか、
思いの外悪くなかった。全てのハーケンも回収出来ました。
こーでもないと作戦会議。いろいろな方法を考えたが、最終的には一番シンプルな方法、
倒木で対岸に渡り、ハーケンベタ打ちのヘツリでロープフィックスというシナリオに落ち着く。
16:45スタートで、細川君にフィックスして貰い、全員無事対岸の登り口に辿り着くことが出来た。
見た目より、ヘツリはフリクションも良く効き、フィックスロープもあったせいか、
思いの外悪くなかった。全てのハーケンも回収出来ました。
ここから一登りで林道。林道着は何と5時半を回っていた。
またしても敗退だが、中身の濃い敗退と言うことで、我慢のしどころか…
またしても敗退だが、中身の濃い敗退と言うことで、我慢のしどころか…