2015年3月23日月曜日

上高地・中千丈沢

【期間】   2015年3月21~22日
【形態】   アイスクライミング
【山域】   北ア/上高地・中千丈沢
【ルート】  ハバネロ、Z
【メンバー】 平石(記)、目、ゲスト1

今シーズンのアイス締めくくりに行って来ました。
人気ありますね、何パーティーいたのだろうか。

気温が高く、昨年より状態は良くなかったですが
ハバネロは去年より難しく悶絶。
Zはびしゃびしゃで半分でやめました。

初日、穏やかな朝で大正池が鏡の状態。久しぶりの絶景でした。
3/20(金)
要町経由⇒調布セブン22時半発⇒沢渡足湯P、小宴会⇒短い仮眠。
3/21(土)
沢渡足湯P⇒坂巻温泉

目さんが週中に坂巻温泉に事前連絡済み。
まだ余裕ある状態でした。

大正池ホテルまでほとんどが車道なので
ちょっと重たくなるけどブーツをザックにくくりつけ
足元はアプローチシューズ。これが大正解でした。

坂巻温泉から釜トン下まで20分、釜トン上まで30分
上高地トンネル工事中、平成28年度に開通するようです。
そこからしばらく完全除雪の車道。
大正池への分岐から雪道ですが、人がたくさん歩いた後のため
しまっているのでまったく問題ない。

この朝はとても穏やかで
穂高連峰がにっこり顔を出してくれました。
そして大正池もご機嫌らしくほぼ鏡状態。

これを見れただけで来たかいがあったという声もあり
確かにもうアイスはどうでも良い感じになっていたかな。

写真をバチバチとりなが大正池ホテル着
ちょっと離れたところに宴会場を建設。

ハーネスだけ着けて出発。
中千丈沢のアプローチは昨年よりも
雪が多くトレースも少し違う感じ。
橋の下には6張ものテント、団体さんだったようです。

今回も左の雪壁のアプローチとしましたが
今年は右から行くのが良かったみたいです。

再び中千丈沢へ降り、ハバネロを見ると誰もいない。
とりあえず、私が先を偵察すると
Zは2Pいるのでハバネロを登ることに、去年と同じパターン。

急な斜面のアプローチで息が切れるので
休み休み登り基部へ。
急斜面にしっかりとビレイスペースを作成。

今年のハバネロは
右は薄くて岩が透き通って見える。
左が完全バーチカルだが凹角状。
しかもほぼピュアな状態。

最近調子の良いT氏にリードを勧めて
トライいただくことになった。

3ピン取ったところから
厳しくなってきたようでワンテン入る。
そして更にあがったところでアックスが抜けてしまいフォール!
特に怪我はなく一安心。
しかしナイストライでした。

さて、選手交代となり平石がトライとなりました。
肘が痛いので今回はリードしないつもりだったのですが。。
リードモードに気持ちを切り替えてクライムオン。

うん、これはちょっと厳しいところを
勧めてしまいましたね、、スミマセンでした。
自分もワンテン入れようと思いアックスにロープを掛けたけど
なんとか思いとどまった。

表面がつるつる滑る氷で足元が安定しないので
しっかり決めて立ち込む。
そしてちゃんと打ち込む。
最後の最後でちゃんと登るアイスを堪能、いや悶絶。。

落ち口抜けるのも雪が微妙に乗っていて腐っていて
嫌らしく慎重に支点まで。

リード&フォローでセカンドは目さん。
やはり悶絶しながら何度かテンション掛けながら。
サードのT氏も悶絶~。

皆でじっくりとハバネロを味わって懸垂で降りました。

まだ時間があるので隣の隣のZが空いているので
目さんに下部リード、T氏に上部リードで取り付く。



目さん、今シーズンはリードを何回かやったので
スムースにあがっていきました。

T氏、平石の順であがりましたが
上部はシャワークライムになるので、みんなNGサイン。
潅木使って懸垂しておりました。

まだ明るいのでジョーズや一角獣、達磨を見学。
やはり去年のほうが状態よかった、
どうやら雨とか気温が高かった週なので
状態が悪かったのだろうと思う。

帰る前に目さんが氷を砕いてみんなで持ち帰ったが
途中でT氏が滝に打たれながら水をたっぷり汲んでくれました。

テントに戻り
目さんの豆乳鍋2回戦と東北の旨酒を堪能!

今年のアイスの振り返り等をしたような。

翌朝は明るくなってから起床。
まったりモード、なんとなく下山が決定し
のんびりぽかぽか陽気の上高地を後にしました。

坂巻温泉で汗を流して、いつもの食堂でお昼を食べてから帰京。
中央高速の渋滞はまあまあでした。

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