2014年9月4日木曜日

2014/09月 赤木沢

【期間】   2013年9月2日~3日
【形態】   沢登り
【山域】   北ア
【ルート】  赤木沢
【メンバー】 吉岡(記)

タイム;
2014/09/02☀
飛越トンネル4:50→7:50寺地山→8:40北の俣避難小屋→10:35稜線→11:50太郎小屋→13:40薬師沢小屋→15:35赤木沢出合→16:10幕場

2014/09/03☀のち☁
5:55起床7:00→7:10赤木沢出合→8:45大滝→9:00二股→9:22沢を離れる→10:37稜線→11:03北の俣岳→12:11北の俣避難小屋12:45→13:28寺地山→15:50飛越トンネル

ガスボンベ使用量 50g/100g
蚊対策;テントにびっしりついた蚊も、ハッカ油をかけると殺せるしその後も布にしみたハッカで虫が寄って来なくなる。
シューズ;苔こけの沢でなければアプローチシューズ(5.10)で快適に登れる。濡れて重くなった靴を担がなくて済むし
歩きにも支障がなかった。靴下はネオプレーンソックスのままが良い。





9/02
 9/1夕方家を出発、中央高速は激しい雨の中を走り、松本からやっと雨から解放される。途中沢渡の足湯に浸り休憩する。真っ暗で誰もいない。そのまま道の駅「奥飛騨温泉郷;上宝」まで走って車中泊し、3:05発飛越トンネル着3:40。着いたときは満天の星空を久しぶりに楽しめた。
 途中でタバコを買い忘れたのに気付いたが、コンビニもなく持ち合わせは3本のみ、何処で吸うか計画を立てたが、結局赤木沢出合の幕場で最後の1本を吸ってしまい、2日目はタバコなしとなった。

 空がうっすらと明るくなり始めるころ、ヘッドランプを付けて出発する。北の俣避難小屋までは、樹林の中のドロドロの登山道を登る。朝露で出発して5分もすると靴の中は、グジャグジャになってしまう。いつ来てもこの状態なので、夏山にも関わらずロングスパッツを履いていった。


北の俣避難小屋付近から黒部五郎岳
 


薬師岳遠望

 北の俣避難小屋からは、明るい湿原状の草原の中となる。出発から稜線まで6時間弱の登りで、そろそろ膝がうずきだし、太郎小屋から薬師沢小屋までの下りでは膝を庇いながらゆっくり下る。

薬師沢小屋
薬師沢小屋は素通りしてアプローチシューズのままで赤木沢に向かう。どうせ靴の中はぐちゃぐちゃなので気にしない。遡って行くと時々イワナが目につくようになってきたので、時間も余裕が出てきたのを良いことに、竿を振り始める。しばらくすると重い当たりがあり引き上げると、お腹に針がかりした20cm位のイワナが上がった。リリースする。その後当たりもなくゴルジュ帯の手前で諦める。
ゴルジュ帯を捲き終って振り返る

 ゴルジュ帯はヘツリが終わった所から高捲きに入ったが、登りすぎて引き返しトラバースをしたが、これも不正解でヤブコギを強いられた。ここを通過するとナイアガラ状の滝が遠くに見えてくる。赤木沢出合の手前で右岸に渡渉して、そのまま右岸を腰のあたりまで水に浸かりヘツッてナイアガラ状滝の上に出る。幕場までの間、竿を出したが当たりは全く無かった。

ナイアガラ状滝
ナイアガラ状滝の上から赤木沢出合

幕場












2014/09/03 ☀後☁

 朝目が覚めるともうすぐ6時、慌てて起きだし朝食のラーメンをつくる。寝坊したので朝の釣りは諦める。
 出発にあたり沢靴はもってきたが、昨日のアプローチシューズが問題なかったので、ネオプレーンソックスと沢用スパッツを履き、沢靴はザックにしまう。赤木沢出合まで下り、左岸に渡渉してそのままヘツッて赤木沢に入る。今回で3回目になるが、毎回天気に恵まれ(天気の良い日を選んできたのだが)明るい開けた沢、そして澄んだ流れを登るのは楽しい。それなりに大きな滝が連続し、また全て直登できるのは、快感だ。もう少し長く続いてほしいところかな。
幕場から上流

赤木沢に入った所から振り返る
 ここからは定番の赤木沢の滝、滝、滝
 

 

 

朝日が当たりきれいだったので。下の写真の滝つぼです


大滝
  大滝を越したところからすぐに右から合流する枝沢に入り、赤木平を目指して点在する湿原をつなぎながら稜線を目指す。足元でサクサクする音を聞きながら、高度を上げていく。貴重な高山植物を踏み荒らしているのだろうな。でもそれを思ったら足の置き場がなくなってしまう。かんべんな。
赤木平
上部に見える雪渓を目指して登る

 



 赤木岳の右にある雪渓のあるコルの左を目指して、のんびり楽しみながら登って行く。稜線付近に来ると雲が湧いてきて飛騨側からの風が強くなる。登りでは膝の痛みは気にならなかったが、北の俣岳からの下りでは疼きだす。北の俣避難小屋まで我慢して、小屋の水場でソーメンを茹でてすする。夏の定番はやっぱり楽しまないと。


 小屋から3時間は、飛越トンネルで待つ愛車までひたすら田んぼの中を下る。

 帰りのドライブでは、小熊を2頭釣れた親子に遭遇したり、きつねを見たりと山奥を満喫するものとなった。温泉は、栃尾温泉の「荒神の湯」志200円也を支払って汗を流す。遅くなったのでいつもの中央高速PA「境川」で日替わり焼き魚定食、今日は赤魚を食し、東京まで頑張った。

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