2014年5月18日日曜日

明神東稜

【期間】   2014年5月18日
【形態】   残雪期アルパイン
【山域】   長野県
【ルート】  明神岳東稜
【メンバー】 平石(記)、目

久しく当会では記録がない明神東稜へ行って来ました。
足並みそろった四十路??2名でしたので
あれって思うほど早い行動ができ
会心の山行となりました。
でも寝坊しちゃったんですよ。。

天気はバッチリ!!


バットレスは目さんリード!ナイスクライム
 5/16(金) 22:40くらいに調布集合
GWと違いガラガラの中央高速を松本へ、(GWは30Kmの渋滞)
あ、新島々のセブンは復活していました。(GWで確認済み)

沢渡の駐車場はガラガラ。仮眠は草地へテントを立てて3時間ほど。

上高地へは新婚っぽい写真を目的とした入山のご夫婦と
ご一緒させていただき運転手さんのご好意もあり一人1000円でした。

河童橋からの虹
河童橋7時30分出発、明神は8時20分着。
初見なので時間配分がわからないので
とにかく先を進めるという行程。

明神橋を渡りすぐ車道を右へ進み、
上高地なんとかステーションの敷地に入り込むと
ひょうたん池はこっちの標識で迷わず下宮川谷を詰めるルートへ、
赤布、マーキングはばっちりで迷うことはない。

ひょうたん池への道標


詰めあがるとV峰の岩場が迫る、そのあたりから右側を
意識していると宮川のコルへのマーキングを目にする。
宮川のコルへの進路

ガレている歩きが多かったが
9時40分には宮川のコル着でした。
天気は晴れていて暑い登高でした。

さて、ここから先行さんが いることが確認できました。
先行は3Pで我々の後続は今のところなしでした。

宮川のコルから少し進んだところでアイゼンを着ける。

その直後、音もなく回転して落ちてくる炊飯器くらいの岩が
数十M先に見て、共通認識として上部を意識して登る。

宮川のコルからひょうたん池の間は距離はそれほどでもないが
積雪後は雪崩れる可能性が高そうな地形であることを認識。
もうちょいでひょうたん池

この時期はなだれよりも落石がこわいかも。
 ひょうたん池はまだ雪の下。
 ここで先行Pに追いついた。

といっても抜くつもりもないのでのんびり休憩。

 しばらく進むと右に壁があり左から巻くのですが
やさしいのですが重荷があるのでロープを出すことに。
都合2P出す。

ところで、「ナイフリッジ」が出てこなくて
目さんと首をかしげる。



どこで泊まりか先行Pのかたにお声掛けしてみると
らくだのコルとのこと、バットレスの基部ですね。

我々もとりあえず進み当Pもらくだのコル泊となった。
快適な止まり場を掘る。頑張ったのでが朝方の強風には効果が大だった。

相変わらず?平石の飲みっぷりが?良く?
21時就寝。

5/18(日)
20分寝坊、4時20分。朝焼けが綺麗だったが振り返ると
他のパーティはすでに幕を片付けた後で出発準備にとりかかっている。

あれ、完全に出遅れた。。

我々は6時20分前くらいに出発。
もう、渋滞もない後続もいまのところいない。

ということで目さんにバットレスのリードをしてもらいました。
その手前の草付の壁はノーロープで、アップ済み。

最初、出だしが微妙な一歩がありますが
目さんですがアイゼンで登るのはなかなかうまいなぁと思った次第です。
今後も期待してます!

バットレスを越えたその後の雪壁が
ザラメ雪になっていてなんとも気持ち悪い状況でした。
長居は無用と思いさっさと雪壁を抜ける。
するともう明神岳の主峰の頂上。

我々は奥明神沢のコルへ行くので。
一旦II峰側に降り、トラバースをしていく。
途中には30Mくらいのクラスとした雪壁のトラバースがありましたが
目さんの安定した動きは把握しているのでロープは出さずに通過。
トラバース

奥明神沢のコルへの懸垂は目さんにセット&先行してもらう。

奥明神沢のコル:9時20分着。

ここからは下降のみですが
奥明神沢の上部はカチカチで滑ったらしゃれになりません。
しかし、小気味良く降りることができ岳沢小屋。

上高地への登山道はだいぶ夏道になっていました。

くたくたで上高地(上高地着12時30分)へ到着しそのままバスに乗り込み足湯着。
汗を流して帰京。

  あぁ、今回私はなーんもしませんでしたね、夜食当番だけだったかな。
 しかし目さんの経験は豊富になったし自信にもなったと思います。


またひとつよろしくお願いいたします。


























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