2017年4月28日金曜日

越後駒ケ岳 山スキー

【期間】   2017年4月23日(日)~24日(月)
【形態】   山スキー
【山域】   越後
【ルート】  越後駒ケ岳
【メンバー】 吉岡(記)

天気予報と自分の体力を考慮して、1泊2日で計画した。結果は天気にも雪にも恵まれ余裕をもってスキーを楽しめました。

2017/4/23(日)☀
記録;石抱橋10:40→11:40尾根取付11:50→14:00道行山→14:16幕場
赤=初日、緑=山頂からの下り(GPSではありません)

 東京を朝6時頃に出発して登山口の石抱橋に着くと予想通り車があふれていたが、なんとか1台分の空きを見つけられた。シールを付けて北の又川左岸を辿り、柳沢の出合から2本目の尾根に取り付く。
 尾根の上に着くまで急登が続く。道行山手前では尾根上の雪が落ちていてスキーを担いで泥と灌木の登りになる。道行山からシールのままコルまで下り、今夜の幕場を選定する。北側に灌木の生えて風を遮ってくれる絶好の幕場を見つけ天幕を設営する。
 のんびりしていると今日日帰りで往復したスキーヤーがおりてくる。暇を持て余しバーボンをなめるようにして味わいながら、山を見ながら時間が過ぎるのを待つ。
 6時から夕食の準備して7時には終わり、シュラフに潜り汲む。夜トイレに起きると満天の星空に息をのむ。
 


2014/04/24(月)☀
記録;5:00起床7:21→10:20前駒10:40→10:08小屋→11:31山頂12:30
→13:04幕場14:00→14:46尾根取付15:00→15:50石抱橋

 朝、明るくなっているのに気が付き起きると5時だった。朝方は雪が凍っていて悪いので出発は8時頃と予定していたので、のんびり朝食の支度をする。ガスは小さい缶の使いかけを持ってきたので量が心配だったが、結局使用量は68gだった。
朝日に輝く越後駒

真ん中が道行山
天幕に陽が当たるのを待って出発、小倉山をトラバースして1時間登るとテントが小さくなっていた。
荒沢岳

越後駒ケ岳

百草の池の上からクトーを付けて山頂までスキーで登り切った。前回来た時は駒の小屋下にスキーをデポしてツボ足で登ったがクトーの威力はすごい。
右から中ノ岳、奥に平が岳

駒ノ小屋

越後駒ケ岳山頂
山頂で1時間ほど景色を眺めながらゆっくりして、いよいよ山頂から滑降。ザラメの良く滑る雪が気持ちよい。あっという間に駒の小屋、その下は尾根状になっているので白沢源頭の急な斜面を滑り左にトラバースして前駒へ、百草の池上の斜面も良く滑る雪でフイルムクラストした雪がシャラシャラ音を立てて落ちてゆくのを聞きながら滑りを楽しんだ。天幕から4時間かけて登った所を30分で下りてきてしまった。

テントを撤収して下山だ。道行山下の雪が落ちた尾根の下りで苦労するのか・・と予想しながら下って行ったが、道行山を少し降りた所から柳沢に滑って行くシュプールを発見する。柳沢を下る記録を見ていたので素直に従って沢に滑り込む。少し重たくなった雪だが何とか滑りを楽しめる滑降だった。尾根筋を下ることを考えたら大幅な時間短縮になった。北の又川に降りてシールを付け石抱橋までの川岸の道を下る。

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