【形態】 山スキー
【山域】 東北
【ルート】 白神岳
【メンバー】 野高(記)
6:00登山口を出発。
標高170mの登山口には雪がまったく無いが、高度を上げればぐんぐん雪が増えるだろうと期待して登り続けた。
ところが、雪は一向に増えず、マテ山の登りも冬道(尾根道)が使えず、夏道で登った。
マテ山の真南あたりで右上ぎみに登行して西尾根に乗った。
尾根に乗り上げたところで、担いでいた板を降ろしてシール登行にしたが、新雪層が薄く、すぐにクラスト層が露出して滑り落ちてしまうので、再び板を担いで登行した。
過去の資料には、「森林限界から上は無木立の大斜面」とあったが、少雪のためブッシュがかなり出ていた。
山頂避難小屋 |
稜線に出るとすっかりホワイトアウトになってしまい、五里霧中。
それでも、大きな雪庇が発達している様子は見られなかったので、シール登行で慎重に山頂を目指した。
10:00山頂着。
しばらくシールをつけたまま戻り、P1235から滑降開始。
西尾根はブッシュだらけだったので、尾根の北側を、雪を拾いながら滑降。
終始、薄い新雪がすぐに流れてクラスト面が露出する厄介な雪だったが、様々な地形を滑ることが出来て、予想よりも充実した滑降になった。
森林限界から下は視界が効いて、日本海も見渡せた。
森林限界から望む黄金崎 |
中間部ブナ林 |
強引に550m地点まで滑り降りて、ここから板を担いだ。
12:00登山口帰着。
帰りは不老ふ死温泉に入浴。
標高550m滑降終了点 |
登山道の脇に咲く福寿草 |
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