2022年12月25日日曜日

裏同心ルンゼ

【期間】2022/12/17(土) 

【メンバー】平石、津田、鶴岡、目(記)、ゲスト1

【天気】くもりのち雪


裏同心ルンゼに行ってきました。

全滝、氷結良好でしたが、F3ぐらいから雪が舞い始め、

F5に着くころには、空が真っ白な天候になってきたので

F5は割愛。F5の基部から右上気味にトラバースし、

大同心稜にぬけて下山しました。


八ヶ岳にしては気温高めだったので、渋滞待ち時間も

耐えられ、体に優しいアイス初めになりました。

次は八ヶ岳ブルーがみたいなー。

赤岳山荘(8:00) ー F1(11:00) ー F4(13:00) ー (14:00)大同心稜

ー (16:30)赤岳山荘 

F1 出発

F1 上から

F2 渋滞中

F2

F3

F4、奥がF5



 

2022年12月3日土曜日

西上州の山々(南牧村)毛無岩、立岩、大屋山、鹿岳

【期間】2022年11月19日(土)、2022年11月27日(日) 

【形態】低山ハイク
【山域】群馬県南牧村
【ルート】①毛無岩・尾根コース、②立岩(直登コースから周回)、③大屋山、④鹿岳
【メンバー】 平石(記)

アイスシーズン前にちょっと歩いておこうと思い、前から気になっていた
西上州の低山に行ってきました。

①毛無岩・尾根コース 2022年11月19日(土)
出だしから間違えて別の尾根までひと登りしてしまった
しかし小さい看板があったのは昔のルートの残骸?
スタート地点に戻ってやり直し、身体はあったまっているのでぐいぐい登る、
樹林からひょっと出る岩稜にのると目指す毛無岩が見える。



浅間

毛無岩


大屋山


割と単調な登りで気づくと毛無岩が目前に、
1つだけある岩のルートの分岐見つけて、今度は登ってみたいと思った次第。

痩せ尾根は木の根っこをホールドにして登っていくと
「毛無岩」の看板が置いてある山頂へ到着、眺めは申し分ありません。
周辺も低山ですが奇岩を持つ山が多いので見栄えは良いですね。

下山途中で一度すれ違っただけでそれ以外は人に会わず
枯葉の滑り台に注意しながらの下山となりました。
線ヶ滝
②立岩(たついわ)(直登コースから周回)
西上州のドロミテ

線ヶ滝の駐車場から5分ほどで直登コースの分岐。
直登だけあってまぁまぁの登りです、

岩が近くなってきたころに鎖場となり15Mくらいあがると
気持ちの良い尾根になる。

岩峰を巻きながら進むので特に険しさはない。
ところどころ眺めが良いところあり。
しばらくすると短い鎖場、すぐ威怒牟畿不動(いぬむきふどう)と荒船の分岐、
下っていくとお不動に到着。
お不動の上はオーバーハングしていてその上から滝が落ちる不思議な空間。
お不動を後にしてすぐ分岐。荒船の近道に行ってはダメです。
降りていくと1箇所小沢を渡るところがちょっとわかりにくい。
あとは整備された道を降りていけば最初の分岐へ、駐車場はすぐ。

③大屋山

車で六車の集落に入り谷を上がっていく
大屋山登山口への標識ははっきりしているので車でのアプローチは迷わない。

登山口の車は2~3台ほど駐車可能
すぐ民家の軒先を通り赤テープに従って鉄塔に向かって登るが
ここも落ち葉の滑り台。

鉄塔を通過して左側の斜面をトラバース気味に上がっていく
やがて尾根に乗りそのまま直登。
大屋山は眺望がいまいち、その先の10分ほど歩いた展望台は絶景。
紅葉最盛期に来たらかなりいい感じの眺めであろうことがわかります。

往復で1時間半くらいでした。

④鹿岳
アイスを1週間先にしたのでちょっと運動。
3時間ちょっとのハイクでした。
ここも眺めは良いです。
下仁田の町を一望。



2022年10月10日月曜日

前穂高岳・北尾根(涸沢から)

【期間】2022年10月01日(土) 
【形態】アルパインクライミング
【山域】北アルプス
【ルート】前穂高岳・北尾根(涸沢~北尾根5・6コル~5峰~4峰~3峰~2峰~前穂~紀美子平~吊尾根~奥穂~ザイテン~涸沢)
【メンバー】 鶴岡、平石(記)

だいぶご無沙汰しております、12年ぶりの前穂北尾根でした。
怖いもの見たさでこの時期の涸沢泊にしましたが、人が多すぎ。。


9月30日 晴れ
前夜沢渡入り、5時からタクシーの行列。。乗れたのは6時前で上高地6時半前発。
飛ばして涸沢に入り、いい土地を鶴岡さんが確保・幕営。
いまいち体調が良くない疲れた?とだらだらしてたら1時くらいになったので、
北穂東稜の取りつきまで上がって北穂池を遠望してきました。
ホントは北穂池まで行こうと思っていたけど。


帰りに涸沢小屋のテラスで生ビール。
涸沢の夜は600張。

10月1日 晴れ時々曇り
3時起床4時すぎ発。
真っ暗ですが、すでに1パーティが5・6のコルへ上がっていました。
2名とも5・6のコルからの下りを経験しているので
ヘッデンでも迷うことなく(ケルンもしっかりありました)順調にコルに着。


先行Pさん、日の出を待っての出発。
我々も準備をして出発。



5峰は歩きやすいところを進んで高度を稼ぐ、天気も良く風も無く気温もちょうど良く快適。
4峰は前回は頂上を通らなかったので。。
今回は出来るだけ稜から離れず奥又側を狙って間違えないで4峰頂上到着。


眺めが最高でした。先行さんは3峰1ピッチ目取り付いたところでした。


4峰でしばし休憩してから3・4のコルに下って、登攀準備。
つるべ(先攻鶴岡、後攻平石)で3峰を登る、今回も左側から、
ソロの人があっという間に追いついて来たので先行していただく。

あっけなく3峰到着、前穂の頂上に人がいっぱい。
2峰の懸垂を終え、そして本年3回目の前穂の頂上でした。
時計は10時ちょっとすぎたところ。

のんびり片付けと休憩して紀美子平に降り
吊り尾根→奥穂→ザイテン→涸沢の行程で下山。

今日もまた涸沢小屋で生ビール+煮込み
ほろ酔いでテントに戻り二次会?
涸沢の夜は1000張


10月2日 晴れ
3時起床4時半発で上高地下山、バスで沢渡&温泉入って、早めに帰京しました。

その他:
紅葉は5~6割でイマイチ、気温が高く朝晩もぐっと冷え込みませんでした。
土曜はテントの受付が50メートル行列がとぎれなく続いてましたね。。

2022年8月15日月曜日

チンネ左稜線2022年8月

【期間】2022年8月12日

【形態】岩登り

【山域】剣周辺

【ルート】チンネ左稜線

【メンバー】鶴岡、平石(記)





チンネ左稜線は実に10年ぶりでした、、

私は3回目で過去の2回を懐かしく思いながらの登攀でした。

今回パーティーとしては「試練と憧れ」がマッチする経験をしたと思います。


8/11(木) 晴れ時々曇り

 前夜22時過ぎに麹町を出発して2時過ぎに扇沢着、無料Pは満車で最下段の有料Pへ入る。

 アルペンルートの切符はweb予約で購入してあるので並ばずに発券。

 6時半の始発に乗り室堂は8時前に到着、準備して熊の岩へ向けて出発。

 室堂→みくりが池→雷鳥沢→別山乗越と睡眠不足と暑さに耐えながらもまぁまぁのペース。

 久しぶりに剣と対面し剣沢へ降りていき、警備隊のところで給水と長次郎谷の状況を入手、

 右俣の上部は通過が可能な状態であるとのこと。

 

 剣沢の雪渓はバッチリな状態で長次郎谷の出合に良いペースで到着した。

 アイゼンを着けて出発するが既に疲労が蓄積しているので休み休みの登高となる。



 雪渓の状態は良好で、いつもの一・二峰のルンゼの少し先でいったん岩に上がる。

 だんだんとVI峰が近づいてくるとクライマーのコールが聞こえてきた。

 やっとの思い?で熊の岩に到着。

 まだ数張のテントでしたが、夕方までに続々と後続が到着していっぱいになっていました。 

 


 室堂8:15→別山乗越10:10→剣沢11:00→出合12:20→14:45熊の岩

 ※発時間

 

8/12(金) 晴れ時々雨

 2時半起床し簡単に朝食を済ませ、4時前に出発。

 すでに長次郎谷右俣へ上がっているライトの灯りがいくつか見える。

 昨日の疲労があって身体が重く調子が上がらない、

 右俣上部は八つ峰側のシュルンドを上がっていくと

 すんなり雪渓に乗れそのあとは池ノ谷乗越までつながった状態で全く問題なかった。

 

 いったんアイゼンを外して池ノ谷ガリーを降りていくが

 どうやら先行がいないようで、三の窓にテントを張っている人に聞いたら

 まだ誰も通過していないとのこと。

 

 取りつきまでは雪渓をトラバース、

 取りつき直下はシュルンドが開いていたので少し回り込んで岩場に上がる。

 まさかの先頭となりこりゃ頑張らないと!、

 つるべで平石奇数、鶴岡偶数ピッチでクライミング開始。

 実は1Pはリードは初でした。



 易しいピッチが続くので後続さんもよどみなく登ってくる。

 (後続は前日から前後している群馬の太田の3名パーティー)

 歩きのピッチでクレオパトラニードルが見え始め、

 八つ峰の縦走の人達も良く見える、その人数の多さにびっくりした。

 


 いくつかのピナクルを越えて核心のT5に到着。

 順番的には平石でしたがせっかくなので鶴岡さんに交代。

 しかし、登り始めたその時ににわか雨がざーっと降ってきてしまった。

 鼻の部分は濡れた岩に難儀して何度かのテンションや逡巡がありましたが

 無事登り切ってくれました。

 後続の方々には大変お待たせして寒い思いをさせてしまいました。。

 


 私が登るときにはすでに雨はやみ風が吹いてあっというまに岩が乾いていて。。

 なんとも絶妙なタイミング、鶴岡さんに試練を与えたとしか思えませんでした。

 

 この後はまた晴れ間が出てきて、ピナクル群をいくつか越えるとやがて終了点に到着。

 完登のタッチを以てチンネ左稜線は終了。

 池ノ谷ガリーまでは懸垂2回、登り返して乗越で時間を見ると13時

 翌日の天気が微妙なのとたっぷりのビールでの祝杯?をしたいので協議の結果、

 真砂沢まで降りることに決定。

 

 右俣の上部は慎重に下り熊の岩で荷物をまとめて

 15時発17時前に真砂沢到着、目的を達成したのは言うまでもありません。

 

8/13 晴れ時々曇り

 3時半過ぎ起床、5時半前出発

 室堂までの行程を考えるとうんざりしましたが

 いいペースで11時前には室堂でした。

 台風が関東に直撃するので扇沢で昼ごはん食べ、

 テントを干したり、温泉で仮眠したり時間調整しつつ

 のんびり帰京、高速も台風のおかげでガラガラでした

 

【コメント】

 三つ峠でつるべ10ピッチトレ、天狗尾根で体力&耐暑トレ、個人山行トレの効果は

 確かにありましたが、もっとスピーディーに登れるように

 まだまだ頑張りたいなと思います。(平石)


2022年6月12日日曜日

那須・朝日岳東南稜(無雪期)

2022年5月21日曇り


困った時の?温泉に浸かりたいだけ?の為のルート?

冬季より車は上まで上がれるのでアプローチ至近。。

ざれ場を丁寧に登れば特に難しいところなし

下山もあっという間、すぐ温泉。

朝発→日帰り行程→夕方には都内解散とユルイ山行もたまには良いですね~。


※ロープは持っていきました。

※懸垂下降あり(クライムダウンも可)

※参加メンバーは全員クライミング経験有り、懸垂下降の経験豊富なメンバーです。

2022年5月8日日曜日

2022年GW岳沢定着 (コブ尾根/前穂高岳ダイレクトルンゼ)

2022年5月3日~5月6日 北アルプス

メンバー:津田、鶴岡、平石(記)

数日前の雪で白い穂高









久しぶり岳沢定着です。

今回の計画は、津田さんと鶴岡さんにほぼお任せ。

5/4・コブ尾根、5/5・奥穂南稜と欲張りプラン。

体力持つのか?という不安がよぎる。


5/2(月)の都内夜発。

夜ですが車が多い、順調に沢渡へ、足湯の駐車場はまだ余裕がある状態。

東屋が空いていたのでテントで仮眠。


5/3(火)晴れ

津田さんが1名同乗者を見つけてくれてタクシーで上高地入り。

重荷を背負い岳沢まで3時間くらいで到着。

場所は一等地を指定いただきました。

※テント代:一人1日2000円

気温が低くて風が強くて日向でも寒い。

ランチビール、昼寝、ちょっと偵察、夕飯で7時に就寝。

コブ尾根












5/4(水)曇りのち晴れ、午前中風強い

2時過ぎ起床、3時半発

気温が低く風が強い、そのおかげで雪面は締まって歩きやすい

これなら調子よく高度が稼げそうだと思っていたが

傾斜が強くなるにつれ津田さんの脹脛が悲鳴をあげる。

ロープは平石が預かり、2Lの水は1L捨ててもらう。

マイナーピーク手前












マイナーピークへ上がるところで後続パーティが近づいてきた

1回目の懸垂、小ピークは半分藪でした。

コブへ向かう












そのまま雪渓へ出てコブの取りつきへ到着。

ここで後続に追いつかれたが先に行かせていただく。

1ピッチ目:鶴岡

クライミングパートなので鶴岡さんにリードをお願いする。

慣れないアイゼン手袋での登攀でしたが何とか抜ける。

平石はもう3回目なので特に問題無し。

津田さんは核心で上がれないのでお助け出して引っ張り上げる。


1ピッチ目












後続は佐久アッセントの3名、

だいぶお待たせてしまったので2ピッチ目は先に行っていただく。

待ち時間で色々お話(佐久志賀の岩場とか)

この時点で9時を少し回っていた。


2ピッチ目:津田→平石

2ピッチ目













津田さんにリードでいってもらったが、ビビりすぎで2ピン目の先があがれず。。

即、平石に交代。セカンドだと難なく上がってきました。

3ピッチ目はほぼ歩き、2名に懸垂点まで行ってもらう。

津田さんが先頭で20M弱の懸垂でしたが、、降りたところ

踏み抜いてシュルンドへ入り込んでしまったとのこと。

とりあえずそれ以上落ちないようにセルフを取ってもらい平石、鶴岡の順で降りる。


シュルンドにすっぽり入ってしまったところで止まっている状態

スタンディングアックスビレイの形を作って

引きずり上げつつ自力で脱出してもらう。


いつもならここから先はロープは出さずに稜線までなのですが

津田、鶴岡2名の体力の消耗と技術面で不安があるとのことでロープを出すことに。

既に時間はお昼近く。。


懸垂後












このあと傾斜が緩くなるところまでロープは出しっぱなし。

コブの頭に到着が15時45分頃。

天気は午前中の強風はおさまり安定しているので

天狗のコルまで慎重に降りる。

途中、津田さんが1箇所両足で飛び降りようとしたので止めて厳重注意。

アイゼンは頃合いをみて外し、18時に天狗のコルに降り立つ。


天狗沢を各々降りて19時すぎ全員テントに無事到着。

約16時間行動となりました。翌日の奥穂南稜はキャンセルとなりました。

佐久の方々が心配していたようで、帰幕後、お声掛けていただきました。

後半のトレース・バケツも感謝でした。

色々ありましたが、津田さん、鶴岡さんにはいい勉強になったかと思います!。



5/5(木)晴れ

5時過ぎに起きられたので、鶴岡、平石で前穂へ。

津田さんはテントキーパー。

奥明神沢、ダイレクトルンゼは快適な状態でした。

山頂付近で昨日の佐久の人達とすれ違い少し会話。

3時間で山頂、快晴無風。

北尾根を登ってくる人の写真を撮ったりしてのんびり。

12時半宴会開始の報が津田さんから入るので下山

あっという間に降りて11時にはテント着。

宴会は11時半から開始してしまいました。

ダイレクトルンゼ


前穂山頂










5/6(金)晴れ

上高地へ下山のみ。

河童橋で知り合いと会話したりお土産買ったり

沢渡で一番風呂に入り、渋滞なく帰京。



2022年3月31日木曜日

2022年3月のアイスクライミング

 2022年3月6日 八ヶ岳 角木場

メンバー:津田、鶴岡、平石、ゲスト1

盛況でした。

昨年よりか良い状態でしたね。













2022年3月13日 乗鞍 善五郎の滝

メンバー:津田、鶴岡、ゲスト1



2022年3月20日 八ヶ岳 南沢大滝

メンバー:津田、鶴岡、平石、ゲスト1

鶴岡さんリードでしたが、惜しくもリベンジならず。

前の晩飲み過ぎ?













2021年~2022年のアイスクライミングのシーズンは以上。

例年よりも良く氷って良いシーズンでした。


2022年3月8日火曜日

2022年2月のアイスクライミング

2022年2月5日 駒ヶ根 太田切川・野猿の岩場C沢

メンバー:津田、鶴岡、平石、ゲスト1


アプローチ至近の野猿の岩場へ。

F1は鶴岡さんリードでトライ、惜しくも途中敗退。

あとは上まで易しい氷を登り抜ける。

懸垂で降りてF1にトップロープをセットして練習に励む。













2022年2月12日 下仁田 御場山西ルンゼ

メンバー:津田、鶴岡、平石、ゲスト1

久しぶりです、困ったときの御場山。

F1は鶴岡さんリード特に問題なく抜けていく、

F2は薄くて登れないので高巻くがなかなか悪い巻きでした。

F3も鶴岡さんリードですが、惜しくも途中で力尽きる。














2022年2月13日 下仁田 相沢奥壁氷瀑群・エイプリルフール

メンバー:津田、鶴岡、平石、ゲスト1

お試し山行の方と道の駅で待ち合わせ。

連休最終日?のためなのか貸し切りでした。

この相沢氷瀑までの道が整備されており見学の人が何名か来訪してました。

エイプリルフールにトップロープをセットして練習。

今シーズンはバレンタインも登れる状態でしたね。