2018年5月4日金曜日

岳沢定着・コブ尾根

【日程】2018年4月29日(日)
【形態】残雪期雪稜
【山域】北アルプス 
【ルート】岳沢~コブ尾根
【メンバー】吉岡、目、津田、平石(記録)


快晴のコブ尾根

平石は9年ぶりのコブ尾根です。
前日の入山日に目、津田、平石はド快晴で暑い天候の中、西穂往復。
コブ尾根は4名で4時過ぎに岳沢を出発しました。


ところが、出発から10分ほど登高したところで
津田さんがGW前に負った左手の傷の具合が芳しくないとのことで
敗退となりました。残念。。
進んでる気がしない


その後は3名でサクサクと?とはいかずですが、
丁度よい具合に他のパーティーとの距離感を保ちつつマイナーピークへ。
ハイマツが顔を出して雪が少なくて「雪稜」といった感じがせず。
懸垂後の稜もすでに雪が融けており、左の雪渓をコブまで休み休み登る。
先行の若者パーティは左側の少し難しいところを登っていました。
我々はガイドPと同じノーマルルートを選択。
取り付きまでに行く間に雷鳥を見ることができました。
コブ
1ピッチ



1ピッチ
目さんリード
凹角から抜けるところでイレブンを登っているかのようなムーブで抜けていきました。

2ピッチ目
平石リード
これといって難しいところはありませんが
ロープの引き方を間違えてしまい流れが悪くて
中途半端なところでピッチを切る。

吉岡さん、目さん上がってきてもらいその後はほぼ歩きで懸垂点まで進む。

懸垂
約20Mくらいの懸垂で本日の登攀はほぼ終わりと思いましたが
この後のコブ尾根の頭までにシュルンドが出てきたり、
雪が緩んでいたり昨日と同様のド快晴の高温状態で疲労が
蓄積していきましたが
無事、コブ尾根の頭へ到着、そして久しぶりのジャンダルムとご対面。

辿った尾根を振り返る
ちょうど飛騨尾根上部を登ってきたパーティが見えました。
完登の握手や自撮り、インスタ、津田さんにLINEなどして下山を開始。
自撮り記念撮影

この後の縦走路の下りは天狗のコルまで目さんがパワーダウンでブレーキでしたが
天狗のコルから岳沢までは尻セードしながらあっという間に帰幕。

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