【日程】2016年6月6日(月)~7日(火)
【形態】縦走・ハイキング
【山域】足尾
【ルート】銀山平~庚申山~鋸山~六林班峠~銀山平
【メンバー】牧野他4名
6日 新宿から首都高~東北道~宇都宮道路~清滝で降りて銀山平へ向かった。銀山平の国民宿舎かじか荘で庚申山荘の宿泊代2,050円を支払う。車は少し先の車止めのある駐車スペースに停める。他に2台停まっている。
ここから車道を歩く。落石注意の道で1時間ほどで一の鳥居着。古くから信仰の山で南総里見八犬伝の由来もあるという。曇っているが広葉樹の美しい森の中は気持ちがいい。ぱっと開けた所に庚申山荘が現れる。2階建てでがっしりと大きく、きれいだ。管理人不在で布団付き。
荷物を軽くしてコウシンソウを見にお山巡りに行く。上級者向けというこのコース2時間半ほどで岩場にハシゴや橋がついて変化に富んでいる。
目当てのコウシンソウ発見。先客が教えてくれなければわからなかった。沢山のコウシンコザクラが咲く中、コウシンソウは目立たないし思っていたより小さい。7ミリほどの花で岩壁にはりつくようにあった。年々咲くのが早くなっていて今年は雨が降らない為か少ないそうだ。昨年は天候悪く断念したので見られてよかった。
薄暗くなるころ庚申山荘にもどる。山荘には私達の他に2パーティ4名が泊った。
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庚申山荘 |
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コウシンコザクラ
コウシンソウはうまく撮れず残念 |
新宿7:10 かじか荘10:13 駐車場10:40 一の鳥居11:40 庚申山荘13:30
7日 心配していたお天気もまあまあ。庚申山へ向かう。火山でできた岩の山だ。岩の間を急登する。山頂は何も見えないが少し先に行くと展望が開け、堂々たる皇海山が現れた。
ここから計画通り、往路を戻って下山する2人と別れる。この先3人で行く。この時点で時間的に皇海山までは無理ということで鋸山までとする。
薬師岳までは登ったり下ったり、他の登山者は単独行の年配男性だけ。薬師岳過ぎた辺りから破線コースらしくなる。最初のクサリの下降、クサリが途中から華奢なものになる。細っ!めげずにトラバース、ロープ、木の根つかみ登り等繰り返し、気の抜けないコースだった。そして鋸山着。皇海山はガスがかかり見えなくなった。単独の年配男性は今日はかじか荘に泊るからと皇海山に向かったが誰もいない山中、少々心配になる。
初めは時間短縮のため、庚申山に戻ろう思っていたがこの緊張はもういいということで、あっさり却下、六林班峠コースをとることにした。深い笹をかき分け倒木をまたぎ六林班峠に到着。
ここから庚申山荘への道を見つけるのに少し手間取る。庚申山荘まで山腹を巻く長い道のりで崩れかけた沢を何か所か過ぎ、薄暗い山林をひたすら歩き、やっと山荘に着いた。
さらに昨日登った往路を下り、駐車場に戻り、温泉に入りにかじか荘へ。
かじか荘で宿泊の予約をしているというあの年配男性の行動を伝える。鋸山で9時半に別れたと言うと山荘の人は10:00までに皇海山に着いていないと…まぁぎりぎりかなと少々心配そうに話していた。
侮れない面白い山であった。温泉で疲れを癒し、かじか荘を後にした。
庚申山荘5:35 庚申山6:50 薬師岳8:20 鋸山9:25 六林班峠10:35 庚申山荘13:43 駐車場16:05 かじか荘17:15発
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岩の造形物が沢山でてくる |